見出し画像

不完全な完璧主義

私の性質に理解が深まった事での見地から
同じ価値観を持つ方へ警鐘となれば幸いです

完璧主義とは

必要以上に高い目標を設定し、万事が整った状態を目指し努力する特徴や性格を指します。 自分自身に厳しく、また他人の評価を気にする傾向にあり、定められた時間内で完璧を目指そうとします。 ミスや失敗を許すことができず、頑張り過ぎてしまうので精神的なストレスをため込みがちです
※引用 タウンワークマガジンより

鬱による休職で

自分と向き合う時間が多くなった私

そう、わたしは文字通りの

完璧主義者だった様だ

思えば仕事の時

一切手を抜かない私の姿勢を

疎ましく思った先輩が

上司に相談して

私に注意させる事があった

先輩『あいつがやり過ぎると、自分がやって
   無い様に見えるからやめてほしい』


だそうだ

この時、私の仕事ぶりは

時間を持て余していた為にやっていた事で

決して無理もしていなければ

頑張っていたわけでも無い

それでも不満を持たれる結果となり

私が皆と同じ程度の仕事量を

こなす様にとの指導でこの件は終わった

要するにもう少し

働かない様にしなさい

との事だった

当時は理解出来ない価値観だったが

今ならなんとなく分かる気がする

会社組織独特の調和

それを乱す事は悪なのだ

そして私は完全な個人主義

周りなど関係なく

ただ仕事と割り切って

時間内は働く

手を抜き、休憩を繰り返す人が多い職場では

それこそ輪を乱しかねない

上司は輪に戻そうとして

私に皆と足並みを揃えるように促す

その私への評価が不満になり

ストレスを抱える

最初に記載した完璧主義

そのものだ

不完全な完璧主義

一点だけ

異なる部分がある

必要以上に高い目標を設定してはいない

私にとっては目の前にある小さな階段を

人より早く登ったに過ぎない

自分が抱く理想は決して高く無く

私の能力で十二分に事足りるのだ

ここで言いたいのは

自覚と他人からの評価は

大きく乖離している場合があるって事

決してわたしは人より優れてもおらず

能力が高いわけでも無い

ただ、当たり前に

目の前の仕事をこなしていただけ

でもそれは

私の先輩にとってのハードルであり

当たり前では無いのだ

私にとっての高い目標は

人生の時間を費やすのに十分なものであり

それこそ寝る間も惜しんで行うもので

それに出会うことで生まれるものだった

要するに

内発的ではなく

他発的だったのだ

周りから見れば

ある日突然頑張り出すのだから

動揺すると同時に

自分にも私と同じ土俵で

働かなくてはならないのでは無いかと

不安になるのも頷ける

心の持ち様

色々考える中で

私の今の結論は

人と異なる事が

日本の社会においては

働き辛くなる原因の

一つなのかもしれないって事

それに気を取られないメンタルを

持ち得ない私のような人間は

極力周りと同調した方が

組織としては安定するのだ

本当の完璧主義と少し異なる

自己中心的な価値観

これを持っている人間なのだと

自覚して

次働く時は

少し周りに合わせてみようと思う

多分その方が

いくらか平和なのだから

この記事が参加している募集

#今こんな気分

75,792件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?