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親ってむずかしい

鬱病休職療養中のうつパパです

子供に注意することって難しいって話です

つい先日の事

勉強をしようとしていた私は

集中したかったので

子供達にその旨を伝えて

寝室に籠った

長丁場に備えて好物のグミも持ち込み

準備万端だ

以外とその日は体調も良く

机に向かっていると

数時間した頃だろうか

我が子が訪ねてきた

子供『何してるの?』

私 『ちょっとね』

集中していた為か

生返事で返してしまう

そしてすぐ、私の元から去っていった我が子

なんだったのだろうか?

すぐ勉強に戻る

さらにしばらくして集中力が切れて来たので

休憩を取る

持ち込んだおやつの時間だ

先程置いたはずの手元を見ると

あれ?

グミが見当たらない

無意識に食べたのか?

落とした?

捨てたっけ?

色々考えて ふと

我が子が訪ねて来た事を思い出した

ゲームしていた我が子に尋ねる

私『パパのグミ知らない?』

子『知らないよ』

普段と変わらず

取り乱す様子も無い

私『本当に?』

子『うん』

口の周りに白い粉

そしてわずかに残る甘い香り

証拠は揃っている

おい、我が子よ

それで逃げ切れると思ったのか

私『本当の事を言って』

子『食べてない』

私『今言ったら怒らないから』

子供『食べた』

私『っ!』

あまりにあっさり答えた為

拍子が抜けた

だが最低限の確認もせず

私のおやつを持ち出した事は

よく無い事だと伝えたい

私『勝手に食べちゃうのはダメでしょ』
 『食べてもいいか聞かないと』

子『怒らないって言ったじゃん』

私『っ!!』

痛い所を突いて来る

しかしまだだ

私『パパは怒って無い、叱っているの』

子『何が違うの?』

私『っ!!!』

確かに

何が違うのか上手いこと説明できない

って、違う違う

そうじゃ無い

私は勝手におやつを食べられた被害者で

その行いは良く無いと伝えたいのだ

危うく論点がズレされる所だった

とはいえ、知らないままではいられず

我が子とGoogleで検索する

•怒ると叱るの違い
怒る」が、何の目的もなくただ相手に自分の感情をぶつけるだけであることに対し、「叱る」は『相手の成長を促す』『次の改善に繋げる』という、教育的な目的があります

なるほど

私『こういう事なんだぞ』

子『うん、分かった』

そしてゲームに戻る我が子

あれ?

何かおかしい

伝えたいのは

怒ると叱るの違いでは無く

勝手に食べてはいけないという事だ

なんか上手く躱されている!

もう一度伝えようと思い

我が子の方に目を向けると

もうゲームに集中していた

私『もう、勝手に食べちゃダメだから』
 『ちゃんと食べていいか聞きなさいよ』

子『…うん…』

画面を見ながら生返事が返って来る

おい!と言いかけて

思い直す

そういえばさっき私も

訪ねて来た子供に

同じことをしていたではないか

あの時と逆の立場になってみると

案外寂しい気持ちになるもので

少し反省する

また少し間が空いて

もう叱るような感じでも無くなってしまった

それに、しつこくなるのも良く無い

こういう時に

物事の芯を食った一言で

なるほどっと言わせられるような

石丸市長みたいな人間になりたい

はぁ

仕事から返って来た妻に

こんな事があってさぁ

親って難しいよなぁ

なんて話していると

妻『お互い親になるの初めてだからね』

カッキーン

しっかり私の芯を食って

クリーンヒットだった

確かに

初めての事だから

経験していくしか無い

今回の件だって

思えば私が生返事していた時に

もしかしたら食べて良い?なんて

聞いていたのかも知れないし

自分が出来て無い事を

やりなさいって言う言っても

なんの説得力も無い

それより

なぜ妻はそれ程に達観しているのか

なんか悔しい


いつか聞いた

何歳になっても勉強は終わらない

というのは本当の様だ

その後

湯船に肩までどっぷり浸からながら

石丸市長の切り抜き動画を見る私

今日は長湯になりそうだ

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