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ふるさと納税で紀州南高梅の「れーずん梅(レーズン入り完熟梅干し)」お取り寄せ

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年7月21日)

我が家はここ数年、割と積極的にふるさと納税を活用している。今年の返礼品を模索する中「れーずん梅」というのを見つけた。

ふるさと納税のポータルサイトで「梅干し」と検索すると、膨大な数の和歌山県自治体の南高梅がヒットする。その中でも異彩を放つ「れーずん梅」。
みかん果汁や果物のはちみつを使った梅干しは時々見るが、果実がそのまま一緒に入った品は他に類を見ない。しかも現状はふるさと納税限定品らしく、製造元オンラインショップでの購入も不可。

私は、梅干し(特にしそなしの白干し)はイタリア料理はじめ西欧料理に活用できると思っている。何故なら梅干しはドライフルーツだから。
この酸味と風味はレーズンを調理に多用する南イタリアはもちろん、ドライフルーツやジャムを多用する東欧~北欧の料理にもきっと合う。そう思うのは私が普段から各国料理を頻繁に作るからで、そうした国の食べ物を好む自分の舌が梅を好むのだから合わないはずはない、と勝手に思っている。

梅は加熱や熟成で味がまろやかになるし、食材を柔らかくする効果もある。料理に使うと便利で何より美味しい。今も魚や肉を煮る時や、ドレッシングやマリネ等にどんどん使っているが、他の調理法や食材にもぜひ積極的に合わせて行きたい。

そんなヒントがこのれーずん梅にもあるのでは?と思って取り寄せてみることに。塩分も少なめだし、調理に活用できるかも。

開けてみると、一般的な白干しよりも色が濃く、しそ梅干しよりも明るめの赤。きれいな色です。

レーズンふっくら

さっそく試食。

おお…なるほど。
食べてみると、梅干しらしい塩気はちゃんとある。味もまろやかに馴染んで食べやすい。
特徴的なのは、酸味をほぼ感じないこと。梅干しは酸っぱいから苦手という方には食べやすいだろう。べったり「甘い」という感じではない。思ったより塩気があるので、お菓子作りに使うならケークサレとか塩クッキー的な甘くない方面かな。

裏書はこちら。甘味がすっきりしているのは水飴とみりんだからだろうか。

まあ甘味料も入ってますけども

肉料理に合わせたり、レーズンバター的にバターと和えたり、若しくはクリームチーズと混ぜてサンドイッチにしたら美味しそう。試しに同量のクリームチーズと和えてみた。

ちょっと酒粕みたいなルックス

美味しいけれど、塩気がまだ少々強いのでクリームチーズは梅の倍量くらいでもよいかも。
これはありだと思う。白いふわふわした食パンにも合うし、黒パンやバゲット、カンパーニュにも合わせられる深みのある味。ナッツを加えても美味しいかもしれない。

「れーずん梅」は奇をてらった商品ではなく、ちゃんと美味しく成立しているので参考になった。梅は他のドライフルーツやナッツにも合わせられる。美味しさの可能性は広がるばかりだ。

なかなか面白い一品なので、興味を持たれた方はふるさと納税(各ポータルサイトで扱っています。自治体も複数なのでご希望のところを)で取り寄せてみてください。

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