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特色入試

京大では特色入試が行われており、共通テストにおける得点と高校時代の取り組みが評価されます。 基本的には最高峰の学力が必要なのは当たり前なのですが、やはりポイントは「意欲」の証明になります。 特色入試では推薦書なども大事ですが、「学びの設計図」が大きな比重を占めていると考えられます。 高校時代に何をしてきたのか 大学で何を学ぶのか 将来どうするのか これらを結びつけていかなくてはなりません。ということは高校入学から計画的に行動していかなければなりません。京大は「自由」で有名

    • 学校推薦型選抜について

      公募制も指定校も選抜の仕方は基本的に同じなのでまとめて書きます。 どちらも「評定」「生活の様子」などが重要になります。うちの例でいくと希望者の成績を準備し、担任からのプレゼンがあり学年の教員で多数決というようになります。その後管理職に学年案をあげて審議ということになります。(まず通ります。) 選抜の中身は、いくら成績が良くても素行が悪かったり、指導歴、先生方の印象が悪ければマイナスになります。「先生の印象とかズルイ」と考える人もいると思いますが、学校が責任を持って推薦するので

      • 総合選抜型について

        今回は最も対策が立てにくい総合選抜型について書いていこうと思います。総合選抜型は言うなれば「大学にどれだけ自分がマッチしているか」をアピールするものです。第一段階として志望理由書、課題などの一次試験でふるいに掛けられます。この点は社会人の場合と同じですね。 つまり、紙とペンだけで自分を評価してもらうしかありません。(理系で国語なんか「へっ!」と思っている人、脇に汗かいてませんか?)限られた分量で自分のことをアピールするためには国語の力は必要不可欠です。ただ、この時点での高校生

        • 評定について

          高校時代の成績を証明するものが「評定」になります。各学期ごとに100点満点での評価が渡されると思いますが、学年末の成績が評定を決めます。(3学期の学年末考査はあくまで3学期の成績) その成績によって5段階評価されるのですが、気をつけておきたいポイントがあります。 たとえば65点以上は「4」と規定しているとすると63点だと「3」になります。わずか2点で評定が変わってしまいます。これは非常に大きくて大学の出願に影響してきます。1年間の評定の合計が40、科目数が10あったとすると、

          推薦入試の種類

          さて、今回は大学入試における推薦入試の種類についておおまかに説明しようと思います。 学校推薦型選抜・指定校推薦  皆さんご存じの通り、受ければ基本的には受かるという素敵な入試です。(私立限定ですが)試験内容は面接や小論文などが多いです。  仕組みとしては、その高校の現状、進学した生徒の現状などを加味して大学側から高校にオファーがくるというものです。そのため年によってあったりなかったりします。ただ、なくなると言うことは卒業生がなにかしらをやらかしている可能性が……(以前そ

          推薦入試の種類

          大学入試 推薦入試の現状

          はじめまして。 現役の高校国語科教員のまるです。 今年も二次試験が目前に迫りなかなか忙しい日々が続いていますが、今の30、40代の方々。推薦入試にどんなイメージを持っていますか?? ぎりぎり30代のまるとしては、 まあ受からない 受かればラッキー 宝くじみたいなもの 指定校いいなー というイメージを当時持っていました。 少し前まではこのイメージは変わらなかったのですが、ここ数年で大きく変化してきております。 なんと!!全大学における推薦入試入学者の割合は 50%を超えて

          大学入試 推薦入試の現状