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神さんとのお仕事⑲「常に対価を同じにする」

僕はこのブログでよく「対価」という言葉を使います。読んで字のごとく「対等な価値」という意味です。対価は生きているほとんどの場面で発生しているのですが、特に幸福感に対する対価には気を付けてもらわないといけないように思います。今回はその対価について書いておこうと思います。

「常に幸せでいるための方法」

こういう言葉が書いている媒体をよく目にします。幸福感を得るために何かをしましょうと様々な方法が書いてあるのですが、キラキラ感のある言葉が並べられていることが多く現実的でないことが多いように思います。確かに幸せ感が多い人は本に書いていることもしていると思いますが、それ以上に

「幸せになるために苦労」

をたくさんしているように思います。幸せになることの苦労とは何かとダイエットで例えると、「食べない」という短期的な簡単なものではなく、食事療法と運動を取り入れ時間をかけて体を作り上げる「根気のいる作業」のことです。この根気のいる作業を長期間続け「苦労を普通」にしてしまうと、常に「苦労を先払い」した形ができるのであとには苦労した分の幸せだけがやってくるサイクルができるのです。

「幸せと同等の苦労や面倒をし続ける」

これが対価を同じにするということなのです。
常に苦労や面倒を普通のようにできるようになれば、必然的にあとから来る幸せを享受できます。

幸せと苦労や面倒は常に「1:1」なので幸せをあとに感じることができれば幸福感で残りますが、あとに苦労が来てしまうと苦労した感じしか残らずいい思い出にはなりません。

幸福感があるかないかはこの差だけなのです。

だからこそ常に「自分の幸せは今の自分に見合ったものか」ということを考え、少しだけ多いめに苦労や面倒をする癖をつけて慣れてしまえば「苦労を普通」にすることができて幸せ感の多い生活を送れるのだと思ってください。

濃い味ばかりを食べ過ぎると、もっと濃い味が欲しくなります。

薄い味の良さと濃い味の良さのどちらの良さも知ることで、食事も人生も滋味深いものになるのではないかと思います。

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