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【住育つぶやき56】 家の床・壁は、なぜ傾くの?

床、歩いたけど…何か「かたむいて」ない?その要因はなんでしょう?


●どんな影響から、床や壁は傾くでしょう?

実際に様々な知見や理論を踏まえ、インスペクションした経験から、その影響を洗い出します!


まずは自然災害の影響
☑ 強い地震を経験したとき
☑ 地盤が緩んだとき
☑ 豪雪で想定以上に重みがかかったとき
などが挙げられます。

次に…
☑ 雨漏りや漏水で傷んだとき
☑ シロアリで傷んだとき
☑ 床下の湿気で傷んだとき
☑ 壁内結露で傷んだとき
☑ メンテナンス不足で傷んだとき
など不具合発生の影響でも見られるんですよ。


だから…
メンテナンスや不具合修理が大切ですね!

更には、
☑ 弱い地盤に対して補強しなかったとき
☑ ピアノ等重量物への補強をしなかったとき
☑ 広い空間に対し柱や梁を補強しなかったとき
などの設計施工での補強不足もあり得ます。


そして、
☑ 体幹バランスがよくない家
☑ 筋肉や足腰の強さが基準ギリギリ、又は
  そもそも強さが足りない家
☑ 2階の柱の下に1階の柱や壁が少ない家
など、当初の間取りや設計の影響によって、経年でじわじわ進んだと類推できた事例もあります。


気になる方は専門家に調べてもらいましょう!くれぐれも、専門家でない方が勝手に見定めないほうが良いと、私は思います。

不動産会社さんや工事業者さんであっても、知識があるからといって安易なアドバイスや意見は慎重にされたほうが良いと考えます。


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