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私なりの「住育」

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家や暮らしの建築的な情報を、多くの方にもっと身近に感じてほしいから書きます!食育があるのであれば住育も。そして私の経験なりに発信できる情報を!随時更新中!
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記事一覧

【住育つぶやき53】 うちの家が建ってる場所…遺跡じゃないよね?

家を建てようとしているその敷地や周辺が、 遺跡や史跡に指定されているとか、掘り始めたら何か遺跡のようなのが出てきたんだけど…?!とか、あったら皆さんはどうするでしょうか? ☑ 新しく家を建てる、増改築する ☑ 家や車庫の工事の為に敷地を掘る などの時には、 計画段階 ( 契約したり工事するもっと前!) で、 相談先 ( 建築士、ハウスメーカー、工事業者等) へ 「遺跡・史跡区域に該当していないか?」 念の為に質問してみましょう! 確認してもらいましょう!  そして、 ☑

住育つぶやき1 

風呂あがり つけたほうがよいよ 換気扇 (その思い) 換気扇をつけないと、湯気が浴室内や室内に充満します. それが生活習慣になると、 浴室内にカビが発生しやすくなりますので 注意してくださいね! 換気扇をつけることで、湯気は外に出されて衛生的です. ウチの子は、風呂上がりに浴室のドア開け放したまま 換気つけないままのクセがあり、湯気がもくもく 台所や洗面所に充満してしまう生活が続きました! また、 以前住んでいた古い団地では、浴室に窓だけあり 換気扇が付いていなかった為

住育つぶやき2 手すり

じぃじ👴、ばぁば👵が家で転ばないよう👋手すり👋を付けてあげたい時、          じぃじばぁばの為につけたと感じさせないよう、家族みんな👪手すりがあれば         便利なんだって!って言ってみてね (思い) 手すりはどちらかといえば、積極的に付けたいというイメージではなく、付けなければならなくなったという後ろ向きのイメージが多くの方ではないかと感じている。 高齢者様に手摺をつける際、まだそんなもの要らないなどと嫌がられたりして、真剣に向き合おうとしたくない、とい

住育つぶやき3 タタミ

とある校長先生から聞きました.タタミのヘリを「なぜ」踏んではいけないか?その理由は「気遣い」!(思い) 校長先生をご経験されたお客様と 仕事終わりに雑談している時のお話. その方が「茶法」を長年学ばれ、 「師」になるまでの経歴があるを知りました その中で・・・たたみのヘリを踏んではいけない ことを知る人は多いけれども、 なぜ踏んではいけないか知る人はそんなに 居られないとおっしゃいました. たたみのヘリは糸で縫ってあるため、 ほつれる事もあり、お茶を運ぶ際などに 足がつか

住育つぶやき4 うえき

枯れている植え木や、親の代で終わり手入れせ放置された植え木は、早めに終焉するか検討しましょう (思い) 敷地にある、親の代で手入れしなくなった老木に限界を感じ困り果てた方。結果、ひざ下程度まで切り落とし、数年切り口に薬剤塗りながら枯らすことにしたお宅。 高さ半分程度まで切ったところ、樹皮が簡単に剥げる部分が見られ、その樹皮を剥ぐと… 幹の中はアリでいっぱい、大量のアリが吹き出し、樹皮と幹の間は蟻道だらけ。 一旦作業はストップ、木や周辺地面に薬剤を散布。 幹に液体剤かけ流し

住育つぶやき5 家のつよさ

家のつよさは、地震だけ想定しているの? (思い) 家を設計するとき、 「地震に耐える強さ」 はもちろんですが、それだけではなく ●台風や強風に耐えるための強さ ●雪などの重さに耐えるための強さ も一緒に計算されて作られるんだよ 大工さんが経験や感覚で決めているのではなく、 ①その場所その家ごとに、  必要とする強さ、必要としたい強さ、を  まず設定しなさいね ②設定した強さを下回らないように考えて  設計してね が、基本になってるんだよ! 現場で働く大工さん達に多くの目が

住育つぶやき6 でんき

家の一部の部屋だけ、電気が使えなくなったとき、こんなことがあるよ 日頃から気をつけたいですね!家の全部が停電するのではなく、一部の部屋の照明やコンセントが突然つかなくなったとき、どうしたらよいでしょうか? まず、家の中にある「分電盤」を見ましょう。 大きいほうのブレーカーではなく、小さいブレーカーのどれかかが下がっていないか確かめましょう。そのブレーカーを上げてみてください。普通に電気が使えるようになるでしょう。 一方、ブレーカーのどれも下がっていないのに電気が使えない

住育つぶやき7  注目されない家の功労物

家の「普段見れないところ」を見るために、天井や床に点検口は必要です! 点検口とは、家の天井や床につける小さな穴です。何かあった際にその穴を開いて、天井裏や床下を人が見たり、もぐって点検したりします。 穴のあけ方は、ドアのように開く方法や押し上げる方法もあります。 入るのは主に業者さんです。家の健康状態を点検しるために必要な点検口ですが、住む人にはあまり関心がないこと、見た目もあまり好まれないことから、収納の中や洗面室など目立たない場所にもうけられます。 点検口がないと困り

住育つぶやき8 屋根のおそうじ

無落雪屋根は、定期的にそうじしましょう ! 雪の多い北国では多い無落雪屋根。 屋根上には側溝のような構造を設けています。 その側溝には、経年で泥も溜まれば落葉をはじめ、鳥が運んできたゴミも落ちていることもあります。 排水口付近が詰まって漏水やトラブルにならないように、定期的に泥あげなどのおそうじを心がけましょう! 雨樋や道路の側溝と同じように考えればいいですよ。家族で出来なければ、工事業者さんやおそうじ代行業者さんにも相談してみて下さいね😄

住育つぶやき9 おんどさ

冬はとくに、家で生活していて温度差で倒れないように気をつけたいですね ! 家庭内事故とはなんでしょうか? 家で生活しているなかで、移動時や温度差などで倒れたり怪我をしたりする事故のことです。 交通事故よりも多いというのは知っている方も少なくないはずですね。 冬の生活では、家の中がどこでも暖かい家は限られますし、家のなかの寒い場所と暖かい場所を移動するなかで、体調や衣服着脱によって体温が乱れてヒートショックで倒れる事故に繋がります。 寒い浴室やトイレなどの危険性はもちろん

住育つぶやき10 スイッチそうじ

家にたくさんある電気のスイッチ! 人の指や手が毎日ふれてだんだん汚れてくるから、1年に1度はふきそうじしたいね! 衛生的で気持ちもさっぱりするよ 家にあるスイッチは数多い。住んでいる限り、1日のなかで使わないことはまずないだろう。ドアノブなどをふき掃除される方はいらっしゃると思う一方で、スイッチをそうじされるケースはあまり見られません。 中古の家をインスペクションしていると、住んでいた方が多く使っていたであろうスイッチ周りは特に、スイッチまわりまで経年の手あかで汚れている

住育つぶやき11 住む家をえらぶとき

ほしいなあという家が見つかったとき、できれば何回か違う場面で見に行く余裕があればなあ… ほしい家を探した結果、この物件いいかもと 思ったとき。時間に余裕があれば 4回は見たいなあ。 晴れの日、雨の日、日中、夜間 屋根からの雨垂れ状況、 日当たりの状況、夜の状況など、場面によって いろいろ気付くことが違うかもしれません。 家ばかりに目が向いてしまうことを 避ける効果があります。 不動産会社さんへの返事はのんびり してられませんが、 どうしても無理な場面で判断する場合は、

住育つぶやき12 生活に使うもくざい ほかん方法

日常生活で使う木材(窓の雪囲いや植木の冬囲いなど)をふだんどうやって保管していますか? 庭木を冬囲いしたり、窓の雪囲いなどに使う木材の置き場所の話しです。車庫や物置に雑多に放置しているとか、あるいは家の周りにただ置いてシート等で覆っているなど、ご家庭によって様々かと思います。 面倒だからと、地面や床に無造作に直に置いて放置は、できるだけ控えるようにしましょう😊 そして、濡れないように保管しましょう❗ 濡れた木材はアリが好みます。 木材を地面に放置していた方で、家の浴室直下

住宅つぶやき13 いえの基礎

家の基礎は、2つの異なる性質をもった材料が「一緒になる」ことで、強さがアップしているんだね 基礎は、基本的に「鉄筋コンクリート造」です。建築の法律に定められる前は、鉄筋がないコンクリート造の時代もありました。 鉄筋とコンクリートは性質が違います。 コンクリートは、ギューっと押されることに強いが、引っ張られることに弱い。一方、鉄筋は引っ張られることに強い。 コンクリートの弱い部分を、鉄筋がカバーすることで強さを増すことに成功した技術だ!  シンプルでわかりやすい組み合わせ