2024年に向けて(経済総括)

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2023年、2022年に引き続き、経済にとっては変動の激しい一年となった。
年初では利上げの影響によるアメリカ経済の後退が騒がれ、株価は下がり、ドル円は円高に行くかと予想されていた。

しかし、アメリカ経済の底堅さが月を追うごとに評価され、アメリカ株価は堅調、ドル円は円安継続という結果となった。

私は経済の予想をするのが好きだが、他の経済の評論家の意見を否定するのは好きではない。しかし、今年1年の経済動向を年初の時点で予想できた経済評論家はいただろうか。

アメリカ経済の強さには驚かされるものがあった。
金利の利上げにここまで耐久力のある国家があるとは、私自身も良い経験と知識になった。

思い返せば2020年、世界全体を巻き込むパンデッミクが発生し、経済も急速な速度で勢いを失った。
景気には定期的な波がある、というのは通説だが、今思えば2020年がまさに景気周期の底だったのかもしれない。2008年、リーマンショックが起きたときと同じ感覚に近かった。

そう考えれば、世界経済は2020年の底から這い上がったのが2023年という年になったと考えられる。
2024年の景気は、2020年からの回復の流れを継続する年になると予想している。
もちろん、インフレ再燃リクスはある。しかし、インフラ再燃というのは、今の状態で考えると、景気が良いからインフラが再燃とも考えられる。人々の購入意欲が高い結果だ。
利上げが多少されても購入意欲が衰えない、これは本当の力強さだと考える。

日本経済に限っていえば、2024年は円高(為替)に左右される年だと考える。為替は円高に振れれば、日本の株に対する投資は停滞するが、しかし世界経済に牽引されて、大幅な急落は考えていない。
むしろ、多少の円高になったときに、アメリカやインドの株、債権、などに投資をするべきタイミングだ。世界経済の恩恵を多く受けるために、円高になったタイミングを逃さないようにしていきたい。

来年も投資による資産増加を祈り、2023年の経済総括としたい。

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