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子どもたちの居場所と教育①

こんにちは~、ごまぱんです👋
先日はついに、群馬県議の高井さんと一日同行させていただき、密着取材をすることができました!

その日のテーマは子どもたちの「居場所」これからの教育について。盛りだくさんの内容ですが、色んな人に役立つ内容だと思いますので、丁寧にまとめていきたいと思います~!!

ポイント1:桜木コミカ(Co+mika)

扉を開けると・・・可愛い空間!手作り感があって、あったかい雰囲気です

まずは倉賀野町の「桜木コミカ(Co+mika)」からスタート。こちらは高井さんが運営されている施設で、駄菓子屋として買い物を楽しんだり、遊びや自習の場所として自由に使える「子どもの遊び場・みんなの居場所」です。
 →高井さんのnoteに解説がありました!リンクはこちらから☝

長引くコロナ禍で、子どもたちの過ごす環境には様々な問題が増えています。例えば・・・不登校の増加貧困・格差の問題。学校に行けない理由はそれぞれ違っても、居場所がなくて困っている子は増えています(すごく悲しいことですが、子どもの自殺者数も増えているようです😞)。

「コロナ禍ってつらいな~💦」って思うことは大学生の私もいっぱいあるので、困難を目の前にした子どもたちの気持ちもわかる気がします。リモートばっかりで友達に会えないし、バイトができないから家にずっといないといけないし・・・大事な時間が失われて悲しいし、心が疲れますよね。

駄菓子屋では買い物を通じた計算練習もできます

コロナ禍になって、高井さんの元には子どもたちに関する相談が多く寄せられたそうです。大学生や大人と違って自由に行動できない子どもたちには、周りの人の助けや場所のサポートが必要です。「もはや学校と家庭だけでは対応できない」と、子どもたちの学び場・居場所として「桜木コミカ」は始まったんですね。

私は「シン」シリーズ、大好きです

ちなみに、山名八幡宮の一階スペースには「山名コミカ」、新町には「シン・コミカ」が開設されています。「シン・コミカ(群馬県高崎市新町2829-10)」では3月26日にイベントもあるそうですので、ぜひお近くの方はお立ち寄りください!
地域の子どもたちを、地域の大人と居場所が支えていく・・・素敵な取り組みだと感じました💛

ポイント2:児童クラブあとりえ

児童クラブでは、のびのびと遊び・学ぶ子どもたちに会いました!

次に向かったのは、前橋市泉沢町の「児童クラブあとりえ」。こちらは子どもたちの自主性を大事にした児童クラブで、大きな一軒家と畑を居場所として子どもたちの学びや暮らしを支えています。

田んぼに行ってトカゲを見たり、気になることを調べ学習したり、学年の違う友達とゲームで遊んで交流したり・・・。自分たちの「やりたい気持ち」を大切にしながら、家事にも挑戦している様子が見られました。

自然が豊かな景色の中で、子どもたちは元気いっぱい遊びます
先生と生徒というより、仲のいいお兄ちゃんと子どもたちというイイ雰囲気

高井さんが児童クラブを訪れた理由には「子どもたちの居場所の現実」がありました。不登校などで居場所を探している子どもたちを支えるフリースクールや学童保育・・・公的な支援だけでは手が足りず、個人の方がボランティアで支えているというところも多いそうです💦

「どこも人不足や金不足が大きな問題。他の仕事をしながら支援を続けている方もいます」と説明してくれた高井さん。必要としている子どもたちの数は多く、想いがあってもなかなか続けられない今の仕組みを変えなければと考えたそうです。

子どもたちの活動写真を見る高井さん。学校じゃ体験できない大切なコトを知る場所ですね

「ある小学生の子どもは、学校に行けず一年間引きこもりの生活をしていました。ところが山の中で生活したり、自然と生き物とふれあう時間を過ごせるフリースクールに出会って変わったそうです。フリースクールという居場所が、その子の性質にぴったりはまったんでしょうね、楽しく逞しく成長する時間を過ごせたと聞いています」

「その後は自信を取り戻し、元の学校にも通えるようになったそうです。小学生の時って先生や友達と合わないと辛いでしょ?基本的には学校に行けた方が良いけれど、理解してくれる人がいる場所を選んで学ぶことができる『多様な学び場づくり』が必要だと感じています」

児童クラブの実情や子どもたちの様子から、どんな支援が必要かを考えていきます

「小学生の時は先生とぶつかってばかりで辛かった」と、自身の体験を振り返りながら高井さんは多様な学び場・居場所の大切さを教えてくれました。すでに多くの子どもたちの居場所となっているフリースクールですが、まだまだ公的な教育の仕組みと連携不足。高井さんは県内のフリースクールを自ら周り調査したレポートを教育委員会へ提出し、理解を深める活動を1年前から続けていたそうです。

その結果、今年から「官民の垣根を越えた子どもたちを支える仕組み」として「ぐんまMANABIBAネットワーク」がスタートします。以前のnoteで触れた一般質問には、こうした背景があったんですね😳

子どもたちの学びは教科の勉強だけじゃありません。時には料理をしたり・・・
「乱切り初挑戦」の子が作ってくれたキュウリの和え物。美味しかったよ~!ごちそうさま!

「児童クラブあとりえ」の子どもたちは、みんな元気いっぱい!楽しそうに活動していました。自分が自分らしく居られる場所や、頑張ろう!って元気をもらえる場所があることは、子どもにとっても大人にとっても大切なことですね。

「官民の垣根を越えた子どもたちを支える仕組み」はどんな展開をしていくのか・・・次回はかなり熱い取り組みをご紹介しますので、お楽しみに!!

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