見出し画像

朝の十分作文✏️たのしい御朱印巡り

御朱印巡り。
私はやらぬが、
母親の御朱印めぐりに付き合って
関西を回っていた時のことを2つ。

🤩

1.
高野山で御朱印をお願いした時。
お坊さんがハンコを押し
墨書きで書いてくれて
御朱印帳を渡してもらった。

そこには
墨が向かいの白頁につかぬよう
新聞紙がジャストサイズに
切り揃えられ
挟んであったのだが。

母親がその御朱印帳を開くと
目を見開いて
息を吸いながら
奇声を上げた。

なんだと見てみれば
スポーツ新聞で、
お姉さんのすっぽんぽんが。
アハーンなカラーのお写真。
ゲラゲラ笑う。

煩悩ファイヤー。
高野山であっても爆発だ。
いや高野山でこそか?
人間だもの。相田みつを

🤩

2.
西国三十三所のスタンプラリー。
御朱印を依頼して
おじいさんが書いてくれている
その目の前で待ていると。

そのおじいちゃんが
突然、己の禿頭を
ペチーンと叩いて言う
「あちゃー、やってもうたー」
ついでに舌も出す。

三十三所巡りは
各々の専用の頁が設けられているのだが、
おじいちゃんは
間違えて別のお寺の頁に
したためてしまったそうだ。

墨書きだから、
どうしようもない。

でも、そんなこと
どうでもよかった。

母親と
「間違えられちゃったけど
良いもの見られたね!!」
「関西の人って、
お笑い芸人じゃなくても
あのリアクション、するんだね!!」
と盛り上がる。
おじいの口上とテヘペロと。

関西に行きたいナー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?