火と油/肌と台所 の関係
焼きサバ押し寿司弁当を
購入した。
今まで食べてきた
酢〆めのものでなく
かわったものを
食べてみよう、との思いから
駅弁売り場で買ったもの。
*
ところがどっこい。
油っぽくて
思いのほか完食するのに
ヘビーだった。
翌日と待たず
吹き出物まで
ご丁寧に出現するシマツ。
また、
顔面全体にザラつきまであった。
〆サバなら良くて
焼きサバが、なぜアカンのか。
調理の仕方
本当に気をつけてみる価値あるな。
*
マクロビオティックや
アーユルヴェーダの本をはじめ
食に関する本は
二十代の頃に
集中して読んだ。
蒸す、煮るは
焼くと揚げる調理法より
体にやさしいとは
見知っていた。
が、特に実践してこなかった。
身の危険を
特に感じなかったから。
*
そしてこの度
焼きサバと
我が年齢が相まって
生活実験をするに至る。
発表をいたしますと
ずばり
肌のコンディションが良くなった。
顔に触れて気持ち良い。
そしてついでに良いことも。
それはキッチンの掃除が
らくになったこと。
先のどれかの本で
「キッチンの汚れは体の汚れ」
と書いてあったことも
身をもって実感した。
炒める、焼く、揚げるを
やめて
煮ると蒸す調理法に
変えただけで、うんと
お肌のコンディションが整う。
一人分だったら
ごはんを炊く時に
お米の上に乗せておくだけで
厚みにもよるけれども
おいしく炊きあがる。
*
油がすでに入っている
市販のカレールウを使って
カレーを作る、
お店で
アジフライを買う。
この後は
やっぱりザラつきは出ました。
*
火の入れ方で
油の質が変わり
肌や環境への負荷も変わることが
わかった研究レポートでした。
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