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私、元カレのことを愛してるのかもしれない②


元カレへの何とも言えない、なんなのか分からない感情についての考察と自分用の備忘録。

まず事前に忘れずにいたいこととしては


1.LINEが入るとゲッとなることについて

連絡を寄越してくる彼に対して重苦しいような、うざったいような、面倒くさいような
イヤな気持ちに反射的になっていたこと

2.彼が距離感を詰めてくる嫌悪感について

またあの頃と同じことを繰り返すんじゃないか?
また傷付くのではないかという恐れがあったこと

3.私のこのザワザワした気持ちについて

過去の愛の残り香だから反応したのか?復讐合戦みたいなおだやかじゃない感情によって反応してるのか不明だということ

以上の点を踏まえて確認することが今回の目的
思考でこねくりまわしても解決しないだろうから、論より証拠!百聞は一見にしかず!
チャチャっと確認しようと思ったから突然その日にお誘いのLINEをしてみた。

タイミングとしては前日の夜に彼から
来月ご飯食べに行かないか?とお誘いがあったのに対してこちらのスケジュールが全く合わず、残念ながら…とお断りしていたタイミング。

つまりその翌日に突然
「今日のお昼すぎに時間があればちょっとだけお茶でもしない?」と私のほうから誘った
ということになる。

→彼からの即レスでお茶することになったが
謎に「忙しいから30分くらいでもいいなら」
という返答をもらう(笑)

彼の貴重なお時間を頂戴したことへの有り難さが非常に身に沁みるお言葉であーる。


前の予定もあり、私は駆け足で約束のカフェに到着すると彼はお店の入り口にて私を待っていた

待たせちゃってごめんね♡(100ワットの笑顔で)

と言う私を見て、つい
デレーーっと顔がほころぶ彼を見て
ふむふむ。。。とファーストタッチをメモ。

→あの顔は相当嬉しいときにしかしないやつ


着席、最近の近況を聞く私に
夜の街で絡まれてケンカ。警察沙汰になる
相手の指の骨を折るというやんちゃエピソードを語る。(この年でよくそんな事件があるものだわ)

職場の同僚の話、最近の話を聞く
情に厚く、人がなかなか出来ない善行をすんなりと相手に差し出していることも確認した
自分がどう思われるか?よりも
他者の利益を優先して考えられるし
すぐさま行動に起こせるのが流石である。
これも相変わらずであり、不器用ながら彼の彼らしい人柄を懐かしむ。

彼は変わらず彼のままだと確認
無骨だけど純真、素直で真っ直ぐ
自分が信じたものへただひたすらに進む
そんな男が彼なのだったと懐かしい気持ちになる。

そして私はそんな彼が好きだったと思い出した

聖人なんていない
みんな人間は未熟だ
どこかがずば抜けて素晴らしいし
とこかがとても未成熟なのだ

その不完全なバランスをみんなが持ったまま
不完全な人間が寄せ集まってこの社会で生きている

私たちはみんな完全じゃないまま
少しでもよくなりたくて、上手くいかないながらも頑張ったり、工夫したり、計算違いを起こしたり体験したり苦悩しながら今日も生きているんだよなぁと思うから彼のような人間こそ愛おしい

完璧じゃないけれど自分を卑下しない
完全でもないけれど今日も自分を否定しないで生きることの勇気。


彼はきっとこんなこと全く思ってない
私がこんな風に感じていることを知らない

けれど、一生懸命に生きている彼を見ているととてつもなく可愛らしくて愛おしいと感じてしまう。


それはまるでこんな感覚だ

我が子がよちよちと歩き始め、尻もちついたりと上手くいかないながらも真剣な顔して歩を進めるその姿にとてつもない愛情を感じると言うこと


母性に似た愛


ハッとした

そうか、私は彼を愛してるんだな
そうか、私が彼を愛したいんだなぁ

愛することで相手からも愛されたいのではなく
ただこちらの愛したいという願いを
彼は叶えてくれているのかもしれない、と。


子供から愛して欲しいと願わないように
彼から私にも愛を返してほしいと願わない

ただ私がそうしたいだけであり
そうすることが私の願いなんだということ。


目の前にいる彼を眺めていたら
そんな感覚になった


愛している


という気持ちに私の中で大きな変化が起こっていたのだ

当時も彼を愛していたけれど
今の私からすると、これは似て非なるもの
であり、別の話に感じる。


んーーー…!!!?

なんかスケールが大きすぎるぞ
なんか、マザーテレサ感がして
恐れ多いぞ。


んんんん。。。なんだこれ。


じゃあ一体どういうことなのだ!
じゃあ一体どうしたいのだ!?


彼を目の前にただひたすら心の中がワチャワチャする私!!


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