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「男たちと私」についての考察〈色情と本能〉

最近大きな変化が自分のなかに起こったので地味に忙しかった。

まぁ特に「男たちと私」について、の考察。


こちらから連絡を取ってなかった元カレから久しぶりにLINEがきた
意地でも自分から連絡したくない彼にしてみたら多分勇気出していよいよ連絡してきたんだと思う。何気ない会話を装ってじゃあ今度会う?的な流れを狙ってのことだろうと。


別に会ってもよかったんだけど
気分じゃなかった。


あの男も、あの彼も、そしてあの付き合いの男性も…どの人とも私がその気になれば
そういう男と女のお付き合いや、もしくは真剣な恋愛を始めることはできる

でもやはり、気分じゃなかった。


それよりどちらかというと最近の私ったら
恋愛や恋よりも
お金がめっちゃ欲しい気分だった
大きな額の収入がコンスタントに入ってくる方法をずーっとワクワク妄想する方が楽しくて(笑)
どうしたら今よりさらにエグいほどのお金持ちライフになれるかしらん?

エグいほどにリッチになったとしても
生活レベルはいまとさほど変わらないようにしよう、とか考えてたり
使いまくりたいわけじゃなくて
お金や際限なく広がる安心感と豊かさに包まれる毎日のほうにワクワクするんだよなぁ
なんて自分自身に迫っていた日々だった。

ここでふと思った


あ、なるほど
お金に恵まれて豊かな私の人生と
男たちに恵まれて豊かな私の人生って
同じくらい私にとって大切なんだわ、と。


お金も男も大事なの、ホントに。


どちらかだけじゃイヤ
どちらも必要不可欠だわと気付いた。


そこで改めてお金モードから離れて男について考察してみた


私は思えば10代のころから男性が切れることなく数珠繋ぎでお付き合いがあって、時にはいっぺんに7人の男性たちと器用にもお付き合いしていたんだけれど
こんな状態はやはり普通に考えたら誰にも言えないし、言ってはいけないし、それが故の悩みを共感してもらいたいだなんて望んではいけないことなんだよなぁって私だって理解していた。

やはり私はおかしいのかなぁ
男に狂ってるのかなぁ
なんでこんなに男のことで悩んでるんだろう
なんて恋って楽しいのだろう
なんでこんなに恋は苦しいのだろう
なんで愛とはこんなにも美しいのだろう
どうしてこんなに思い通りにならないのだろう
全てが終わったというのにどうしてこんなにも彼を愛してるのだろう
与えてもらえなくても、分かってもらえなくてもどうしてこんなにも彼を求めてしまうのだろう…

今よりも若かった頃は恋に愛に奮闘し
男女の間にある学びに対し
文字通り身体で突撃して体験して覚えたことばかりである

誰にも相談出来ない経験もたくさんした
今日までに7人の男に生涯共にいたいと求婚され
生まれ変わっても必ず探すと言った男のあの眼が今も忘れられないし
僕にとってはアナタは特別だからと言ったあの男の切ない顔が狂おしいほどに愛おしかった

普通に生きている
普通の私が
どこにでもいるような女が
こんなに色にまみれて生きている
これが色情の因縁ってやつなのかと思うほど
私の人生は男と縁が強くて
男たちによってたくさんの彩りをもらった人生なのだ。

おかしいと言われてもこれが本当の私の魂の願いなのに、
これこそが私らしい本当の心地よい生き方なのに普通と違う、みんなと違う自分を

少しずつ&ずーーっと
否定していたんだと気付いた。


程よくみんなに受け入れられる自分であるために程よく嘘をついて

程よく嫌われないために
程よく本音を隠して生きてきた

程よく一般的であるために
程よく自分の心を折り、自分で自分を否定して罰してきた


なんのために?
誰のために?


誰なのか分からない誰かのために
私は自分をヌラッと軽蔑した白い眼で見続けた。


お金が欲しいなぁ
という単純な、どこまでもシンプルな人間としての欲望の前に奇しくも
男たちがただ愛おしいなぁ
という単純で、どこまでもシンプルな自分の人間としての欲望と欲求の在りかに気付いてしまったのである。


ここからが最大の発見なのだけど。


私は男たちに愛されたいのだと思っていた
男たちの特別な女になりたい、と
誰かにとって運命を変えるような女であったり
唯一無二の女でありたいと願っているのだ

と。



しかしながらその正体は違っていた
そんな奇跡的でロマンチックなものではなく
私の欲望はただあっけないほどにシンプルで単純なものだったのだ。


それは…



私がただ、男に癒されていた
ゆえに男を必要としていたのだ

ということだったのだ。


なんとまぁ…まるで男が女に求めるそれ
のような理由だったのである!!


気分じゃない時は会えても会いたくない
それは満たされてるから
でも1人だけじゃ物足りない

だってアイスクリームのフレーバーが
生涯ひとつの味だけ、だなんて
そんな味気ないの嫌じゃない?


色んな美味しいフレーバーに出逢いたい
その美味しいフレッシュな喜びに
いつだって出逢いたい


それは生きることの意味そのものであり
生きる喜びそのものであるのだから。


なんとも理解され難い理屈よ
わかってるさ、だからここでだけ
本当の私の気持ちを正直に隠すことなく見せているの


私は男に愛されたいんじゃなかった
私こそが男を愛したくて
男を必要としていた
男から何も要求しない、欲しい訳じゃない
ただ、愛したくて愛してる
ただ、彼らの愛らしい存在そのものに癒されてる


それだけ。


ふぅ、とこの記事を書き終わるころに
愛おしい男のひとりが息を弾ませて嬉しそうにこんな事を伝えてきた。

「俺、カラダをバキバキに鍛えることにするよ」

なんで?どうしたの?

「だってさ、やっぱり隣にいてキミに相応しいカッコいい男でいたいじゃない。カッコいい車から出てきた男がセクシーだったらもっと惚れちゃうでしょう?」

だって。



あーん、もう。
お前さまよ、なんて可愛いのだ!!
可愛すぎて愛おしすぎて
このあとベッドに押し倒す、絶対。

愛おしい、男たちはこの世の宝なのだ
男たちは私の癒し
男たちは私の喜びよ。

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