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私の人生4 (波乱万丈)

妻の母親が脳梗塞で倒れた 正直 ざまあみろとは思わなかった。
 なぜなら 入院費用があるわけがないからだ。
 全部こちらに回ってくる!
入院の初日に病院へ行ったが わざとらしく 私の前で 妻の母親は妻にお金を渡していた。
 雛人形と同じバターンかと 思うしかなかった。

父親ときたら また何処かで飲んだくれている それは気にならないのかこの家族はと 私は思った。

妻の妹は 妻と付き合ってる時から 本当の妹のように思っていた
 私は一人っ子なので 兄妹が欲しかったからだ。
 遊びに行くのもよく行った。
妻が ヤキモチを焼くこともあった
 だが妹には 男 女の感情は無かった
妹という感情しか無かった。

妻も高校は出ているが 自分でアルバイトして 学費を払い 生活費を入れて
卒業したことは聞いていた。
 妹も同じようになることは 目に見えていた。
 少しでも楽にとは行かないが 遊びに行くのは 連れて行ってあげたかった。
 
母親が入院して 費用もかかるが 私は
 あえて 知らない顔をしていた。
なぜなら 人は恩を仇で返す生き物だから 恩を売りたく無かった。

半年ほど入院して 回復した 母親は
 何も私にはお礼も嫌味も言わなかった
別に 何も言ってくれなくても それはそれでいい せめて少しは 感謝してほしかった 私の両親も見舞いにも行き
 多額の見舞い金を貰ったのだから
退院後も 私の両親に電話一つしてなかった。 

入院中に妹も中学を卒業して 高校へと進学した。
 全て私達夫婦が 出席した 釣女を抱いて行った
 父親は 相変わらず何もしない
私の思う 常識とはかけ離れていた。
 そんなこともありながら 私達夫婦に
次女が誕生した。
 私の両親も喜んで 今までの私の父親の頑固さが ほぼ無くなり おじいちゃんになっていた。
 たが やはり嫁姑の中は 悪くなっていた。
 板挟みの私は 家に帰るのも嫌なくらい悪かった。
 私自身が 解決出来る 問題では無いことは 後になってよくわかった。
 とにかく 必死で仕事をした。
運良く 私に着いてくれた職人さんは
 よく働いてくれた 何処に見てもらっても 恥ずかしくなかった。
 しかし この年から 建築業だけでなく 世間が暇な世の中になっていった。
 
元請け会社とも何度も交渉したが 折り合わず 同じ仲間とも協力しあったが 
 暇な世の中には勝てなかった。下請け仲間も段々と減っていった

仕事もない時 足元を見られて 格安の仕事ばかり 赤字が続いた。
 親父の方も同じで 仕事が減っていた
昔のように オヤジと組んで やるしかなかった。
 職人さんも単価を減らすしかなく
次々によそへ行った。
 下請けに居るよりは 元請けに居たほうが 給料は安くても 毎日仕事があるから!
 辛かった 苦しかった 情けなかった
最後は オヤジと二人になった
 每日 仕事を捜して 電話や直接 会社を回った。
 悪い事は重なるもので オヤジが 肝臓を悪くして 入院した
 一人であちらこちらに 仕事を貰い何とか食いつないでいた。
 西成のセンターにもよく行った。
オヤジはもう復帰できないくらい 悪くなる一方だった。
 踏ん切りを付けて 職を変える気持ちで 大型トラック免許証を取った
 しかし 雇ってくれるところが見つからない。
 家族には見られないように 泣いていた。
 そんなときに 妻の父親の知り合いが
職人を探してると話が有った
 蓄えも無くなりかけていたので 無我夢中で飛びついた。
 考えが 浅はかだった あの父親の知り合いだ ろくな奴が居るはずがないのを考えていなかった
 仕事は月の半分位は有った 後の半分は 妻の父親の身内がやっていた 鳶職へ行っていた 暇な時 掛け持ちしなくてはと働いた。
 妻の父親の知り合いの仕事は 左官屋
みたいな仕事だったが 妻の父親と一緒にいっていた 私は一人親方で 妻の父親 会社をとうしていって 一様 別口だった
 知らなかったんだか 倒産間近の会社だった
 働いても 毎月給料が全額入らない
妻の父親の知り合いに話しても 社長と会えない それもそのはず その人物が
 詐欺師みたいなというか 詐欺しだった。 
 大方お金を貰えず その会社は倒産した その詐欺師をSと言う 名前を出したい。
 今も手の届く範囲に住んでる 裕福に
殴り倒したい でも私の家族を犠牲にできない 名前は 今は言わない!
 あえて出せるのは Yプラントと言う会社 S野郎 倒産後
知ったけど 私のもらっていない金額より 他の会社や職人さんは 何百倍とはめられていた。
 今ものうのうと 何事もなかったように 堺市南区でくらしている。
 詐欺師らしい!
話は戻ります その後 義理父親の身内がやっている とび職えと本腰を入れるのだが ドツボにハマるのは私の宿命なのか?

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