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私の人生3 (波乱万丈)

好きやっていた彼女に子供が出来た時心境って複雑でした。
 その時はまだバブルも弾ける少し前で生活力には自信があった。
 彼女とも話をして一緒に産婦人科にも行き妊娠していると確信した。
 二人で相談した結果結婚しようと決めた。

しかしここから妻の母親の攻撃が始まる
 それまでも妻の家に何度も行って父親とも酒も飲んだり食事をしたりとしていた。
 内心結構申し込みに行ったら喜んでくれるのかと思っていた。
それが全然反対だった。
 妻の父親に話があると言っていたのに飲みに出かけていて家にはいなかった。
 妻の母親の方に結婚の話をした
いっぺんに 目の色が変わった
 結婚は絶対反対で子供は堕ろせということだった。
 正直自分が驚いた まさかおろせと言われるとは思ってもみなかった。
 理由は妻の妹がいてまだ中学生だった
妻の収入がなければ妹を学校にやらせないと言われた。
 そこで初めて知ったのが 父親は仕事もあまり好きじゃなく毎日のように飲み歩いていた。
 うちの親父も酒は大好きだったが仕事も人一倍していた 全く正反対の人間や
 とりあえず反対されたがいくら話しても駄目だった 妻の母親が口を開けば子供は降ろしたらいいんやそれだけしかなかった。
 その日は一旦帰ることにしたまた日を改めて行くしかないと思った。
 妻ともいろいろ電話で話したり 外で食事をしたりそれからもしていた。

日にちを開けながら何度か妻の家に話に入った 
 でも妻の母親の考えは変わらず子供をおろすことしか考えていなかった。
 妻が妊娠して5ヶ月もうこのままでも仕方がないと思い 妻に服だけ持って出てこれるかと聞いた。
 いわゆる駆け落ち結婚だ
妻と二人で暮らすことにした。
 そんな事をしているときに妻の母親から連絡があった
 許してあげるって言う話だった
私は今更何を言ってるのかと思った。
 うちの親父と同じマンションに住んでいた私は最初の頃はうまくいっていた
 しかし毎日家に帰ると妻の母親がいた
それも夜の10時11時までいるんだ
 最初は家まで車で送って行ってあげていた
 しかし毎日となると無理や仕事もあるのに 妻に毎日は無理やと本気で話した
 1階に住んでいた僕の父親母親もいい顔はしなかった
 そしていよいよ出産の時が来た
初めての子なのかなかなか生まれてこなく 病院に入院していた妻に付き添って
予定日より少し遅れて女の子が生まれた
 すごく嬉しかった自分が父親になるとは思ってもいなかったからだ
 ここからがまた大変なんよ
出産を妻は実家に帰ることになった
 これはまあ普通だと思っていた
しかしここでまた妻の母親が出てきた
 一か月実家で暮らすんやからお金かかるんやでと言われた。
 まあ僕の妻になったんだから 実家といっても別家 確かにお金もかかるだろうと思い5万円置いていった。
 1ヶ月が経ち妻に電話して迎えに行く話した

妻も帰る気だったんだろうけどまたしても妻の母親が一悶着入れてきた。
 もう1ヶ月は帰らさへんと勝手に決めていた。
 妻もそうするわって言うんで仕方なくまた5万円置いていった。
3日もしないうちに妻が熱を出したそうだ 産婦人科に行くのにタクシーで行ったとまた妻の母親に2万円を渡した。
 何かにつけてお金ばかり言ってくる
そらそうだろう妻の父親は借金ばっかりで仕事もしない
 2ヶ月が経ちようやく子供と妻が帰ってきた
 一安心だと心では思った
日頃から妻が仕送りをしているのも知っていたけど 見て見ぬふりをしていた
 妹が中学を卒業するまでは仕方がないと思っていた。
 そこへ持ってきて初節句 娘の雛人形のことになった 買ってもらえると思ってなかったんでうちの親父が買うと言っていたんだが それだけは妻の母親父親が買うと言うので買ってもらうことにした。 
だけど本当は知っていた妻がお金を用意しているのダンスの中で見つけていた。
 これも見て見ぬふりをしていた誰にも言わなかったあ
 親父は料理を用意した高いのでなくていいのにみんなでその日は祝った
 しかし自分ではしっくり来なかった
自分は分かっているのに親父があんな料理まで出してくれて騙してるような気がしてならなかった。
 そんなことばかりしている妻の母親は脳梗塞で倒れた。

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