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介護食レシピ「ブリとほうれん草の和風シチュー」

冬場に旬を迎えるブリとほうれん草を白味噌と牛乳を使ってシチューにしました。脂の乗ったブリは煮込んでも身が硬くなりませんし、ほうれん草も旬の時期は特に柔らかくなりますので、歯の悪いお年寄りでも食べやすいと思います。

使う魚はブリでなくても鮭やタラでも美味しく出来ます。ブリを使う場合は、血抜き処理がされた切り身を使って下さい。天然物の場合、血抜きせずに販売されている事が多いですので養殖物の方が無難です。寒い日に家族で食べたいユニバーサルレシピです。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

調理時間目安:35分

材料:2〜3人前

  • ブリ切り身…2切れ

  • ほうれん草…1束

  • シメジ…1パック(約120g)

  • 玉ネギ…1/2個(100g)

A

  • 水…200cc

  • 顆粒出汁の素…小さじ1/2(2g)

  • 牛乳…100cc

  • 白味噌…30g

  • 薄口醤油…小さじ1

  • 酒…大さじ1

B

  • バター…10g+5g

  • 小麦粉…適量

作り方

  1. ほうれん草は先に下茹でします。鍋にお湯を沸かしてサッと茹でて水に取ったら3〜5センチ位の長さに切っておきます。

  2. シメジは石づきをとって小房に分けておきます。玉ネギは薄くスライスしておきます。ブリは一口サイズに切りそろえます。

  3. 2のブリ切り身に小麦粉を万遍なく付けたら余分な粉を落とします。

  4. 深めのフライパンか鍋にバター10gを熱したら、玉ネギを炒めていきます。白い色のシチューですので、あまり焦がさないように注意しましょう。火加減は弱めの中火です。

  5. 玉ネギがしんなりして透き通ってきたら鍋の端に玉ネギを寄せてスペースを作ります。そこにバターの残り5gを入れて3のブリを焼いていきます。

  6. ブリの表面がカリッと焼けてきたら、ここで分量の水を入れ火を少し強めたら醤油と白味噌を溶かし、続いてシメジも入れて一度沸騰するまで待ちます。

  7. 続いて牛乳を入れて一煮立ちしたら弱火に落とし、蓋をして5分ほど煮ます。

  8. 最後に下茹でしたほうれん草を入れ、ほうれん草が温まったら完成です。歯の悪い方に提供する場合は、ほうれん草を入れてから少し煮込んで柔らかく仕上げて下さい。

味噌と醤油を使って和風の味付けにしていますが、バターと牛乳も使っていますのでご飯にもパンにも合うおかずになります。ブリに小麦粉をはたいていますので、煮込むうちにトロミも付きますから嚥下の悪いお年寄りにも食べやすいと思います。お試し下さい。

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