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介護食レシピ「タラと京揚げのみぞれ煮」

旨みたっぷりのタラに薄揚げでコクをプラスし、大根おろしでサッパリと仕上げた煮物です。関西圏ではスーパーに普通の薄揚げとは別に「京揚げ」というのが売っていまして、今回はそれを使っていますが無ければ普通の薄揚げで構いません。

タラに片栗粉をまぶして煮ることで煮汁にトロミが付き、嚥下の悪いお年寄りでも食べやすい煮物になります。みぞれ煮に使う大根おろしは先の辛い部分よりも葉に近い甘い部分を使った方が味はまとまると思います。お試し下さい。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

調理時間目安:20分

材料:2人前

  • タラ切り身…260g

  • 京揚げ(薄揚げ)…1枚

  • 大根おろし…150g

  • 片栗粉…適量

  • 刻みネギ…少々

煮汁

  • 出汁…400cc

  • 醤油…大さじ3

  • みりん…大さじ3

  • 酒…大さじ2

作り方

  1. 京揚げは3〜4センチ角くらいの角切りにします。タラも京揚げの大きさに合わせて切りそろえます。大根は摺り下ろしておきます。

  2. 鍋に出汁と煮汁の調味料を全て入れ、京揚げも入れて火に掛けます。沸騰したら弱めの中火にしてそのまま3分程煮ます。

  3. タラの切り身に片栗粉を薄くまぶし付けたら、粉をよくはたきながら2の鍋に入れていきます。火加減は弱火にして下さい。

  4. タラを入れた鍋はタラに付けた片栗粉の働きで煮汁にトロミが付きます。焦がさないように弱火のまま蓋をして3〜5分程度タラの身に火が通るまで煮たら、最後に大根おろしを加え一煮立ちしたら完成です。

冬場に美味しくなるタラと大根は相性の良い組合せです。片栗粉でトロミのついた煮汁ごと食べれば体も温まります。子供からお年寄りまで楽しめるユニバーサルレシピです。

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