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閑話休題「体が先か心が先か」

人間は誰もが老いから逃れることは出来ないのですが、老化という現象をついつい肉体だけに限って考えてしまいがちです。

特に若い方にとっては「老い」が自分事ではないので、体が段々と言う事をきかなくなることがイコール「老い」だと考えがちなのではないでしょうか。

私も実はずっとその様に考えていました。

ところが実際に老化を経験していく中で、一番の問題は心の方にあると気づく時がきます。

例えば誰もが最初に「歳だなぁ」と感じるのは恐らく老眼になり始める頃ではないでしょうか。

今まで当たり前に見えていた小さな文字が判読出来なくなった時点で老いを実感します。

しかし老眼は老いの中でもかなり早く訪れますので、単純に肉体だけの現象として受け止めてしまいます。

そこから徐々に肉体的な老化は進んでいくわけですが、気がついたら前屈で床に手が付かなくなっていたり、寝た姿勢から腹筋だけで起き上がることが出来なくなっていたりするわけです。

こういった体の老化現象は、誰しもが逃れることの出来ないものですから、これを嘆いても仕方ありません。

それよりも問題なのは、老いと伴に「好奇心」まで無くしてしまうことだと思います。

好奇心が無くなると、行動力も無くなります。

結果的に自宅と職場の往復だけの毎日を送るようになり、体だけではなく脳まで老化する事とあいなります。

筋肉だって無理の無い範囲で鍛えれば、それなりに若さを保つことが可能です。

脳も刺激が少なくなれば働かなくなって当然なのですから、何かしらの刺激を与えれば活性化され若さを保つことが可能です。

医師の和田秀樹さんが著書などで盛んに主張されていますが、脳の中でも前頭葉を刺激することが老化やボケの防止には良いそうで、男性にアダルトビデオを見ることを勧めたりしています。

私がおすすめするのは料理です。料理といってもご飯を炊くだけとか味噌汁作りましたとかではなく、ちょっと難易度の高い料理に挑戦するなど普段やらないようなレシピに挑戦することをおすすめします。

料理という行為は、調味料の配合や時間の管理など計算能力が必要であると同時に出来上がりをイメージする能力も要求されます。

同時に包丁を使ったり鍋を使ったりと、道具も色々使います。

脳の老化防止に悪かろうはずがありません。

そして出来上がった料理を囲んで親しい人達と会話がはずめば、更に良いのではないでしょうか。

↓こちらから無料のレシピブックダウンロード出来ます。よろしければどうぞ。

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食べごろclub
https://tabegoro.club/



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