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コメントもらえると嬉しいよねって話

事件です。
細々と続けているnoteに激震が走りました。
毎日書いている詩に、初めてコメントを頂きました!

「なんだよ、そんなことか…」
そう思った、そこのあなた!!!
うん、わかる、僕も、そうも思う。

でも、なんだか「とても」嬉しいんです。
とても、ですよ。とても。
せっかくなので、今の気持ちをnoteに残しておこうと思います。

僕が書いたのは、こんな詩でした。

靴も、お箸も、つみきも、シャベルも
子どもが使うものはなんだって小さいのに
なんで絵本はおおきいの…(続く)

【詩】なんで絵本はおおきいの(タイトル)

続きが気になる方のために一応、リンク載せておきます。

いつものようにスタバでパソコンをぱちぱちしていました。
僕はスタバを選ぶとき、TSUTAYAの併設されている店舗を選びがちです。
そのTSUTAYAでは、『絵本フェア』が開催されていました。
目の前には「あのとき、このとき、人気絵本フェア」の文字が。

絵本、いいなあ。と思っていると、めちゃくちゃキュートな男の子が絵本を抱えて満面の笑み。かわいいなぁ。かわいいなぁ。そう思っていると、僕の頭の中で何かが動き始めました。もくもくと。
ん?ん?なにかがおかしい。なんだ、この感覚は。

僕はじっと男の子を見つめてみることにしました。
かわいい。とにかくかわいい。なにがかわいい?

まず笑顔。一点の曇りもない笑顔。
僕がこれから毎日、鏡の前で同じように笑おうと練習しても、永遠に取り戻すことのできなそうな笑顔。

たしかに。それもかわいい。しかし、それだけじゃない。

小さな体。これもかわいい。
歩いているだけで、動いているだけで、一生懸命に生きているように見える小さな体。うん。かわいい。

その小さな体で、絵本を抱えている。
抱えている絵本は、僕の手に取る絵本とは、何かが違う。
なんだか宝物のようで、とても大事なもののようで。
僕の知っている絵本よりも、なんだか重みのあるもののようで。
大事そうに、宝物のように、重そうに絵本を抱えている。
そんな姿がとてもかわいい。。

あっ。わかった。

「絵本デカすぎない?」

これだ。僕の感じた違和感は。
なんでこんなにでかいんだ。だって絵本って基本、子どもの読むものだよな。子ども用だよな。子ども用はなんだって小さいはずだろ。
子ども服、靴、お箸、スプーン、おもちゃのつみき、おもちゃのシャベル。
なんだって。なんだって小さいはずだろ。
使いやすいように。扱いやすいように。
思い返すと、絵本を読む子どもの姿はとてもぎこちない。
体に対してあまりに大きい絵本を読むのは重労働にも見える。
でも、だからこそ、かわいかったりする。
体全部が、絵本にすっぽり隠れている姿なんて、想像しただけでかわいい。

なんでだ。なんで絵本はおおきいんだ。
僕は書き始めました。
自分の体ほど大きな絵本を読んでいる時、子どもたちは何を感じているんだろうか。その時に見ている世界はどんなものなんだろうか。
思い出そうとしても、決して思い出せないあの頃の身体感覚を、懸命に想像しながら、僕は筆を進めました。

そんな感じで、ちょっとウンウン考えて『【詩】なんで絵本はおおきいの』は出来上がりました。

ほい。投稿。
いつも通り「一日一詩」のマガジンに追加をして投稿。

すると、投稿から約20分後、

「コメントのおしらせ」

ん?なんだ。
おーーーーー!コメントきた!コメントきてる!

どうして絵本が大きいのか、考えたことありませんでした。
でもふしぎですね。
なぜ大人の本は小さいのかも。ふしぎふしぎだ!

コメントお借りいたしました。

嬉しかった。

僕も始めて考えたんです。
TSUTAYAでたまたま『絵本フェア』がやってて。
そこでたまたま、めちゃくちゃキュートな男の子と出会って。
なんか変だなって、たまたま感じて。
たまたま、男の子をじっと見つめてみて。
たまたま、絵本デカすぎない?って思って。
それってなんでだって、たまたま考えて。
たまたま思いついた詩をこうしてnoteに投稿して。
そしたら、たまたまその詩が誰かの目に止まって。

僕がふしぎだなって思ったことが、誰かに届いて。
届いた誰かもそれをふしぎだなって思ってくれて。
もしかしたら、一緒に考えてくれたりなんかして。

ふしぎの種が、言葉という花を咲かせて、
詩という綿毛になって、ふわふわ飛んでいって、
誰かの心の土壌に行きついて、根付いて、
そこで花を咲かせてくれて、
これってすごく素敵だなって思って、
嬉しかった。

「ふしぎふしぎだ!」って『!』までつけてくれて。
コメントもらえるとこんなに嬉しいんだって、
いま、文章を書いててよくわかりました。

コメント下さった方。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます。

以上。
「コメントもらえると嬉しいよねって話」
でした。



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