詩 |バイバイ
しばらく皆さんさようなら。世界の皆さん、さようなら。
僕は、僕だけの楽園に1人こもって歌を歌います。
だれか、聞いているかな?聞いているなら、耳を閉じてください。この楽園のものじゃない限り、僕の歌を聞いてはいけません!
空が今日も眩しすぎる。太陽は、僕を傷つけます。ナタを振り下ろす気ですか?僕の皮膚にナタが振り下ろされれば、傷口がパックリと開いて、もう僕の命はないでしょう。
それが、体だけだと、あなたはお思いですか?心だって、パックリ開いちゃうよ〜。
もし、開けたなら、責任持ってオレを焼けよな。骨まで、しっかり焼けよな。
そしたらオレは大地になる。そしたら、オレは肥料になる。
世界の"もの"はデカすぎる。楽園の門をめりめりぶち壊して押し入ってこないで!
ああ、漏れ出す、漏れ出す、宝物が。オレだけの宝物が。
取んないでよ。せっかく、集めてきたものなのに。
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