国司、在任期間の在国について不明、お上の指示を賜りたく候

今更になり人生の事、今までの私と今後の私について考える機会か増えてきた様に思う。

私は、実のところ最近現れたので、私の歴史の中は殆ど僕が占めている。なので時系列的には僕の歴史の最新場面に私が登場したというのが正しい。


さて、私はここ数年同じ悩みを先送りしてきた。当初はささやかな悩みだった、それは計画された事であり、その計画についての不審というぐらいだったので気を紛らわせれば心配する事はなかった。

幸か不幸か、私は忘れっぽく色々な事をしっかり忘れられる。社会で生きていくには不便極まるが、生活をこなすには役だっている。

話を戻そう、私が取り憑かれている悩みについてだ。この悩みには多分寿命があり、少なくとも5年程だ。それくらい経てば解消(？)するか悩めなくなって懐かしんだり悔しがるという感じになる。なので、期間限定の悩みであり、この悩みを当初軽く考えていたのは、そのためだ。

私が悩んでいるのは(というより恐れているのは)この悩みの寿命が燃えつき、もう悩めなくなってしまうかもしれないというのが不気味に思えてきたからだ。
これは、僕が行動の原理原則としていたが全く不能になってしまう事を意味している。
故に最近は僕の運用機会と方法はかなり限定的になってきた、そしてそれに比して、私が台頭してきた。これは、悩みの解消ないし消滅が自覚的にになったので対処療法として行なっている。