トップガン・マーヴェリック

2022年、一世を風靡したハリウッド映画。

正直、前作のトップガンは面白かったですが、ストーリー展開が王道過ぎて、そこまで思入れのある作品ではありませんでした。なので本作も映画館では観ていません。あまりに評判が良いのでレンタルで視聴。



ネタバレ注意!



いやぁ〜、、、超〜〜面白かった。

トム・クルーズの歳を食ったパイロット役、ハマってましたねぇ。

1986年の前作から36年。登場人物もそのまま年齢を重ねて36年後?の設定で作った本作。


前作への「リスペクト」というか「愛」がビンビン伝わってくる作品でした。

偉くなったアイスマン、酒場、うろ覚えでもグッとくるシーンがたくさんありました。


極めつけはラストフライトで乗る機体がF14ってとこです。当時最高にカッコ良かった機体がオンボロにしか見えなくなっていて、でも様式美っていうんですかね?やっぱりカッコよくて。

ファンサービスし過ぎですよね。


そこのストーリー展開は少ーし強引な気がしましたが、それも王道展開としては間違ってないというか、まぁ〜とにかく面白かった!面白いは正義です。


ハリウッドの王道映画として、そして名作映画の続編として、これ以上ない位素晴らしい作品だったと思います。

嫌味ではなく、本当に素晴らしかった。


一つ後悔したのは、映画館で観なかった事。

「迫力のドッグファイト」なんて言葉では済ませられない、物凄い飛行戦闘シーンでした。映像技術というより、カメラの性能の向上なんですかね。

ただただリアルで、ド迫力。

同じ2022年のもう一つの名作THE FIRST SLAM DUNKと同じレベルで、息をするのを忘れます。


持って行き方もうまくて、生徒たちの訓練シーンで、一般人では想像できない、パイロットがどういう危険と向き合っているのかも理解させてくれるんですよね。


作戦遂行、トラブル発生、絶対絶命のピンチ、そこからのトンデモ展開。そして最後の戦闘シーン。どれをとっても、迫力と臨場感に溢れていて、ただただ圧巻でした。



私、いわゆるハリウッド超大作には辛口になってしまうことが多くて、アバターも1は好きだけど2は観に行く気もしないっていう、ひねくれた人間で。

そんな私を王道の力で黙らせる監督がジョセフ・コシンスキー。他の作品は観たことないですが、色々受賞作品があるみたいですね。
そして制作にも携わっているトム・クルーズ。
流石です。

トム・クルーズ作品は最近はあまり観てないですけど、この作品の完成度の高さは他にちょっと無いんじゃないですか?

インタビューウィズヴァンパイアのトム・クルーズが一番!と思ってましたが、今回のトムは本当にハマってました。


年月が経ちすぎているので、前作は見直さないほうが無難かなという気もするんですが、、、F14が観たいなぁ。


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