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還暦おばさんチャレンジ トレイルランニング編その5 ウルトラトレイルの森

相次ぐ外圧によってウルトラトレイルの森に足を踏み入れてしまった還暦おばさんです。

トレランをやっている人のほとんどは、登山から入るか、ロードランから入るかだと思いますが、どちらもやっていなかった私は、トレランがおもしろそうだと興味を持ち、外圧でウルトラ大会に出場してすっかり虜になってしまったのでした。

ウルトラトレランには出場資格にポイント制というのがあり、あるレースを完走すると得られるポイントで、別のレースの出場資格が得られることがあります。71.5kmのハセツネを完走して得られるポイントでエントリーできるレースに、あこがれのUTMBの後半部分を走るCCCというレースがあり、エントリーしました。ところが抽選に漏れ、似たようなレベルの、TDSというレースなら出れますよというメールが来て、ちょっと迷いましたがエントリーしました。119kmのレース(当時)です。当時は今ほどは人気が出ていなかったので運よく出場できました。しかも現在出場資格がいろいろと変わっていて、日本のレースを完走しても出場できなくなっているので、本当にいい経験ができたなと思っています。

ビギナーズラックなんでしょう、面白がって進んで制限時間15分前に完走できました。そうするとまたポイントがついて、次は100マイルの出場資格が得られました。で、富士山の周りを走る100マイルレース、UTMFにエントリーしたわけです。こうやって深い森に分け入ってしまうんですね。

100マイルはそう簡単に完走を許してくれません。粘りにねばりましたが150kmあたりで時間切れリタイアとなりました。リベンジを誓い翌年も出場しましたが悪天候のため50kmに短縮され、ゴールしました。その翌年からはポイントがなくなってしまったので100マイルはエントリーできず、大会に出場してはDNF(did not finish)を繰り返す低迷期に入ってしまいました。

ロードに慣れないと速く走れないと思い、トレイルをお休みしてロード年間を設けてフルマラソンに5回出場しました。ウルトラトレイルは意外とロード区間があり、そこで気力が保てなかったんですね。そうこうしているうちにコロナ禍がやってきて大会が開かれなくなりました。やっと100マイルにエントリーしましたが、実力不足で2回連続DNFというのが現状です。完走するまで森を抜けることはできません。



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