見出し画像

「コーヒーが好き」と一言では言えない。

私はコーヒーが好きだ。飲み方はブラック一択。
アイスコーヒーだと風味が損なわれるとは思うけど、暑さには勝てない。
アイス、ホット季節によって飲みたい方を飲んでいる。

味についてはあまり詳しくないし、突き詰めようというモチベーションも無い。
口寂しく、惰性で飲んでいると言えばそうなのかも知れない。
それでも好きと言えるのはなぜだろう。
理由は私の中で2つあるような気がしている。

1つ目は、カジュアルに罪悪感なく摂取できるから。
どうしても、味のあるものを口にしたい時がある。そんな時はコーヒーと決めていて、連続した時間が途切れる瞬間に空白を埋める感覚でコーヒーを飲むという行為を差し込むことによって、つながりを保てるような気がしている。
簡単にいうと、集中できるとか、一息つくみたいなことなのかも知れないけど、リセットというよりは、隙間を埋めている感覚がある。
本当はお菓子やジュースに手を出したいが、リスクが大きすぎるし、脇役にしては存在がデカい。コーヒーは、ほぼゼロカロリーで最近は健康効果も期待されている。量や時間を多少気にすれば、私の中では全くと言っていいほど摂取するのに罪悪感がない。

2つ目はコーヒーを取り巻く環境、空間、それによって生み出される贅沢な時間に魅力を感じている。
お洒落なカフェはもちろん、自宅でお気に入りの道具やカップを使ってコーヒーを入れる。好きなタイミングで好きな空間で好きなように飲む。
お洒落な場所や気にいる空間は探せばいくらでもあるかも知れない。それをあえてコーヒーのある空間に制限することによって選択に迷わなくなるし、コーヒーと読書、コーヒーと勉強、コーヒーと動画など組み合わせは無数に存在する。私の趣味との相性が良い。

コーヒーとの寄り添い方はそんな感じです。
おそらくコーヒー時間の過ごし方への価値観は一生変わらないと思う。しっくり感じる時間の使い方が見つかってよかった。

それでも贅沢な時間だけあって、心や時間に余裕がないと味わうことができない。
あまり詰め込みすぎるのはやめよう。決して楽をしたいわけではないけれど、自分にとって何が重要なのかを冷静に判断していくために自己研鑽は欠かさずにやっていこうとコーヒーを飲みながら考えた午後のひとときでした。

今日もいい1日です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?