自分はなにもできません。人を集める以外は

えー、あれだけ告知しておいてラジオが不完全燃焼で終わったことをお詫びいたします。

あらら


水曜なので久しぶりに人事採用についての考えを述べてみます。
テーマは「組織のパフォーマンスは人事から」です。

パフォーマンスを上げるための組織構造

何度もお伝えしていますが、建物はまだできていません。ですが、心の中では退職(3月末)後からは次のスタートです。

スタートから全力で走り出せる環境をまずは整えていきます。そのためには人集めが一番大切になってきます。

組織のリーダーとして一番大切なことなのに、なぜかそこを全力で取り組む話はあまり聞きません。もともとの職場でなんとなく良さそうな人を引っ張ってくるくらいでしょうか。あとは求人広告でって。そんな博打みたいな方法でスタートを切るなんて怖くて出来ません。ここも徹底的にデザインしていきます。

前の職場でのパフォーマンスをそのまま活かせる人がいれば、またはそのパフォーマンスをもっと引き上げられる職場をつくればベストな選択だと思います。つまり、早めに見つけて職場をその人に合わせてあげる。あとは『その人をどうやって見つけるか』なのです。

日本ではそもそも転職が悪いことの様に扱われています。一生に職場は一つ。死ぬまで勤め上げるなんて、職場に申し分けないという想いがあるからでしょうか。2018年の企業の平均寿命は28.9歳だったそうです。22歳で就職すると、50歳前後で倒産してしまう計算になります。

たしかに、新人のときから育ててもらった職場を捨てて、同業他社に就職するのは気持ちが乗らないのはわかります。ですが、それではお互いのパフォーマンスに影響します。

他に移りたい人は、その組織の中で100%のパフォーマンスを発揮できているのでしょうか。もしそうであればきっと現状に満足しており、他に移るなんて考えは持たないのではないかと思います。罪悪感のみで仕事を続けられるとお互いにとってよくありません。

そのため、この人には抜けて欲しくないとなると

「自分が抜けるとここに迷惑がかかるよね」と、思わせるのではなく、「自分はここを抜けたら実力が出し切れないよね」と、思わせる組織の仕組みを作っておかなければいけません。

お客さん(患者さん)に良くなって欲しい場合は、スタッフにも気持ち良く仕事をしてもらわなければいけません。仕事の最初から最後まで同じパフォーマンスを継続するなんて不可能です。ロボットではないので。

組織は人のためには変わることも必要。それが出来なければ次第に時代に合わなくなり、人がいなくなります。つまり、人を集める方法もやめにくくする方法も、組織のパフォーマンスを上げる方法も同じ方向を向いているのです。

多くの人に助けてもらうつもりです

初回のラジオ配信ゲストは見事に転けてしまいましたが、これも愛嬌です。

Twitter、FB、Instagramといろいろ駆使してやっていますが、かなりいろいろな方面から声がかかるようになりました。1年前には考えつかなかったことです。PTやOTさん。臨床でほとんど直接の関わりがないSTさんや精神科医のドクター。

みんななにかの期待を持って声を掛けてきてくれますし、自分もその声に合わせてどんどんと変わっています。

もともとの信念は一つありますが、そのための方法は様々で良いと思います。

目的と方法をごちゃごちゃにして考えて、がんじがらめに動けなくなっている人をよくみます。なにかの目的を持ってセミナーを受ける。情報を手に入れる。論文を読む。それが当たり前になるはずです。なのに、セミナーを受講した。何かの資格を持っている。こんな知識があるだけではなにも前にすすみません。

自分はなにも隠し事をしていません。できることやりたいことを全てこのnoteで伝えています。その上で、自分だったらこのシステムで力を発揮できる。またはこの組織をもっと大きく出来る。そういった想いのある人材を募集しています。

その場合の報酬は、いままで見たことのない圧倒的な成果を目指すチームに入れることです。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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