目指す3つの機能
さて、今日は待ちに待った水曜日。
スタッフ募集についてのいまの考え方について。。。
クリニックの達成すべき3本柱について
まぁいろいろやれることや、やりたいことがあるけど、目指すべき方向は大きく分けると次の3つ。
・痛みからの改善
・運動習慣による予防
・小児リハビリテーション
これらは今までのクリニックで積極的に行ってこなかったこと。
信頼される、ファンがつく、口コミで広まる、必要とされる
そんなみんなに愛されるクリニックを目指す上で、こういった要素は欠かせない。そこを全力で取りに行くし、スタッフにも目指して欲しい。
「あまい、経営とはそんなことじゃない。」とか言われそうだけど、楽しめて、それでやっていければそれでいいし、そこに必ず人は集まってくると信じている。
【痛みからの改善】を目指す
今までは、どちらかと言うとなぜか
「骨は折れてないですね」
や
「痛み止め飲んでればそのうち治ります」
で終わってしまうのが当たり前だった。それが通用していた。
ようやく最近になって、
「あそこは湿布しかだしてくれないから」
という声が聞こえてくるようになった。
なぜケガをして痛くなった場合に整形外科ではなく接骨院に行くのかを疑問に思っている先輩がいたが、そういうことである。
『もう普通の整形外科に行っても何も変わらないこと』に気付かれているから。
クリニックの仕事が忙しいのもわかる。それこそ1時間に数十人を相手しなければいけないこともあるし、診療時間が終わってもまだまだ待ち患者がいることもある。
それこそコントロールして、『本当に自分が診なければいけない患者』と、『他の職種で対応できる患者』を分けなければいけない。
外来で生活指導や運動指導、病気の説明や、内科のこと(整形外科だっつーの)なんかをゆっくり話している暇は本当になりのだ。
そこで江原さん(@lopeslopeslopes)を見習って、痛み治療の専門集団を起ち上げたいと思っている。やはり、病院に来るのだから痛い部分をどうにかしたい。早くしたい。できればその日のうちに。
そんなもの、だいたい病院に来る時点で手遅れになっていることが多いのに、、、とは思うものの、これを続けていれば、そのうち手遅れになる前に行かなきゃという感覚が定着するのではないかと思っている。
【運動習慣による予防】を広める
リハビリテーションからフィットネスへのスムーズな移行。
家族単位へのアプローチによるレクリエーションとしての運動の導入。
期待されるSNSの世界で活躍しているスタッフ。(他人頼り)
これらのことを駆使して、運動習慣をもっと一般的にしたい。奇しくもこのコロナ情勢。運動や普段から身体を動かすことにフォーカスが当てられることと思う。そこで、安全管理の行き届いたクリニックでの運動環境提供ができればなお良し。
運動の形はヒトそれぞれ。マットだけあればできるヒトもいるし、本格的なウェイトをするヒトもいるし、走ることが好きなヒトもいるし、こどもと遊ぶだけで運動になるヒトもいる。それを具現化し、示してあげることも1つの役割。生活プランナーの様な、マスコット的な、そんな存在も期待したい。
ここの分野には女性特有の問題解決のための運動習慣も含まれる。妊娠前後、月経に付随する問題、女性アスリートなど、クリニックレベルでより身近に寄り添える医療を提供していきたい。
【小児リハビリテーション】の拠点になりたい
何度も伝えてきているが、小児のリハビリテーションの基本は普段の生活をどの様に過ごすか。『毎日成長し続けていけるかどうか』にかかっていると言っても過言ではない。
入院施設でのリハビリや、低頻度のリハビリでは技術確認やレクリエーション重視の介入になってしまっているんではないかな。かといって、療育などの集団環境で最適なリハビリが提供できているとも考えにくいし。
そこで登場する小児外来リハビリテーションの行える施設。
日常生活の変化を柔軟に評価でき、日々の成長発達を支援できることがその強みになる。これまでなかった規模で、様々なタイプのアプローチをためしてみたい。
ただこれには小児のリハビリを任せられる専門インストラクターがまだ見つからないのでゆっくりになるかもなー。と
セラピストそれぞれ得意な分野があるはず。
適材適所を目指して。みんなが集まって、そして将来的にはいろいろな分野で活躍できる様になるといいな。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?