イカレタ頭の考える最高のクリニック

さて、8月も後半に差し掛かり、クリニック建築計画も佳境に差し掛かっています。

素人感丸出しで銀行にアタックしたところ、人件費率50%越えの事業計画書を提出してしまい、ノックアウトを食らってしまいました。マジどうしようもないやつです。

さて、そこから詳しく計画書の見方を再度勉強し、適切な比率と運営環境を再確認しました。通院患者数やそのうちリハビリテーションに流れる数。どれくらいで回していくのが適切かを見直すとそのときの最適なリハスタッフ数が見えてきます。こんなことも知らないのに経営しようかと思っていたのは恥ずかしい限りです。反省。


リハビリテーションに力を入れようと考えています。


以前の記事で何回か適切な患者数について触れました。セラピストはリハビリの単位数で動いています。1日のmaxは24単位と決められていますが、24単位=8時間なので、普通の勤務ではちょいと難しいですね。間に休憩たっぷり入れて週4勤務くらいにすると良いかもね。そんな働き方もあり??気になるところです。

標準が18単位なので、それだと6時間入ることになります。
1人平均2単位とすると9人を担当する計算です。リハビリ通院患者が20人しかいないと療法士は2-3人で対応可能です。仮に当日対応メンバーも含めたとしても、そんなに多くは必要なくなります。

クリニックってすごいですね。それだけ余裕で組んでいても利益が出ます。内容を詳しく知りたい人はご連絡ください。

まだ自費部門との経営比率を決めていないですが、初期は来院患者数の動き方を見ながらの採用になるのが普通です。おそらくこの辺がスタッフ採用の難しいところだと思います。先が読めないので。

なので!

先が読める様にしておけば採用数も問題ないのです。きっと。

リハビリテーションの予約枠
疾患毎の必要単位数見込み
スタッフ毎のマンパワー(これが大切。新人教育も必要)
スケジュール管理担当のPTマネージャー

これらをすべて考慮に入れて、あらかじめリハビリテーションを当日行う数がわかっていればこちらで対応が可能です。欲しいスタッフを確実に確保するために事前準備を念入りに行います。

他のクリニックはどうしているのかな?外勤に行ったときに、リハビリのことを詳しく指示されたことがないので不思議に思っています。

リハビリテーションの運営に関してはクリニック経験のあるベテランスタッフと相談することになります。

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そのことについて宣伝です。
今度こちらのサロンでこんな企画を用意しています。

実はわたくし、知っている方もいると思いますが、PTがたくさん集まるオンラインサロンに入っています。これはこれで中々勉強になる場で、いろいろ絡ませていただいているのですが、そこから自分たちの働きたい、理想のクリニックをつくろうという企画が始まります。

こちらとしては自分で立ち上げるのでなんでもありです。そもそも医師なんて診察室があればどこでも診察できるので、ある程度の機能がそろっていれば確実にコメディカルスタッフの意見の方が重要です。

そういった話題はなかなか聞かないので、こんなことをしているのはよっぽどイカレタ頭をしたやつなんだと誇りに思っています。みなさんぜひ注目してください。

そんな感じで残りの夏を全力で駆け抜けます。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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