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スタッフをウハウハにしましょう

リハビリスタッフがウハウハになる仕組みを考えています。

当院にはやたら広いスペースのリハビリテーション室があります。(何度も言いますがまだ予定です。)今のところ100畳近くの予定になっているので、総合病院のリハ室なみです。**少し縮小してしまいました。(100畳→110㎡)


初期のリハビリスタッフはおそらく4名程度(運動器リハ1はとりたい!)。完全にオーバースペックになります。でも初めはまだ通院患者も少ないだろうし、そんなものかと。

これだけの広さのスペースを個人で用意するのは大変なことです。
そこで今日のこの話題です。

セラピストと企業。最近はちょっと下火になったのかな?一時期は流行りましたよね。

そこをちょっと分析してみます。

起業すると手に入れられるもの
・自由な時間
・成果に応じた報酬
・嫌な人間関係からの離脱
・より密なクライアントとの関係性
・自己を表現できる場
起業すると失うもの
・保障された給料
・保険や年金などの様々な社会保障
・代わってくれる人材
・助けてくれる上司
・施設に付随する設備、サービス

こういった風に考えています。あってますか?

セラピストの起業や保険外活動の話が沸いていましたが、どちらが良い悪いではなく、『どちらが合っているか』『お互いが、得意なことを補い合う』ということだと思っています。

ドクターと組めば保険診療で、安定した集患が可能だし、給料もある程度保障されている。様々な社会保障も受けられるし、手続きも代行してくれている。体調が悪くなれば休めるし、家族のトラブルがあったら助け合える。はっきり言ってメリットだらけです。


では、起業したらどうでしょうか??

自由な時間や報酬の多さはもちろん魅力で、自分ひとりでやる時は天井知らずです。でもそのためにはいざという時に周りに頼らなければいけなくなるので、人付き合いや、前もっての準備など、実は組織の中にいるよりも余計な手間がかかることも多いのです。

その点、うちに来れば

・社会保険完備(これは当然)
・自由な時間が手に入る(働き方改革!リハビリマッチング制度の導入検討)
・収入upは個人の能力次第(SNS上等!副業や開業支援も)
・施設の利用ができる(広い施設やマシンを完備)
・こどもがいてもOK(保育施設を併設予定、そう予定)

これらは今でも考え付く内容です。もちろん個人個人でやりたいことがあると思うのですが、、、。せっかくの個人経営病院です。その点は臨機応変に対応していきたいと思います。

そんなに自由を許して良いのか、という意見が出そうですが、クリニックの収益構造を見てみるとよくわかります。

ほとんどが保険での診察、検査で賄っています。リハビリテーションを継続してくれれば、診察や定期的な検査、処方が継続的に行えます。一人一人の数時間の変化はクリニックの経営には大きく影響は与えません。さらに人脈を活かした非常勤の仕組みも作りたいです。

加えて、今のところの計画では、リハビリテーションが軌道に乗ってくると通常の保険診療でのリハビリは終了し、自由診療枠として、フィットネスでの体力維持や筋力強化に移行していく方法を検討しています。

より変化がわかり、継続できる仕組みを作ります。

これが、リハビリスタッフが単位を取るロボットにならないために必要な仕組みです。

リハビリスタッフの必要なことは、治すことではなく、満足させる結果を出すこと。そして、その人の生活や人生をより良くすることです。

余裕の生まれたスタッフの環境、雰囲気に助けられることもあるでしょう。仲間とともに最高の空間で、最高の医療とはなにかを追求していきましょう。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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