自己啓発本を読んでみても
人の心を読める人が近くにいなくてよかった
もともと自分はネガティヴなんだと自覚していた
何かあるとすぐに自分なんてと心の中で言う
いつ死んでもいいし、誰も困らないと思ってた
困るとしても、誰か代役がすぐに見つかるようなことだろう
でもずっとこんな気持ちでいるわけではない
友達といるときは誰よりも喋るし
なんならみんなの前で立って話したりおちゃらけた馬鹿な私が外面の私だ
誰も気付かない、死にたいなんて思ってるなんて
だから私の好きな私はもう一面の明るい私だ
あの暗くて自殺を常に考えてる私なんて無くしたい
だからたくさんの本を読んだ
自己啓発本をひたすら読んだ
ポジティブになる方法やら今の幸せに気付く本、有名な人が書いたエッセイも
最初はなるほど!と思ったし実践してみたらたしかに明るい気持ちにもなった
すごい!こんなにも気持ちの持ちようで変わるのか人生は!
そう、本当に人生は気持ち次第だと思う
私が悩んでることも、考え方を変えればたくさんの答えが見つかる
わかってる、でもまたふとした時に真っ黒の感情が押し寄せてきてあれだけ何回も読み直したポジティブでいれる方法が一瞬で消える
「やっぱり私は」と心の中で言い始めたらもう止まらない
どんなに明るくなろうとしてもどんどん沼にはまったみたいに沈んでいく
そんな自分も嫌いだ
だから、ちゃんと治療することが大事なんだとわかった
私は、名前のある病気だったから
心の持ちようじゃない、治療が必要だった