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隠れたストレスによる首肩、腰、腕のコリ

首肩、腰、腕のコリがあるとのことで来院。いつもクイックマッサージでコリをほぐしているとのこと。

原因分析アンケートでは、長時間の同じ姿勢、運動不足、12年ほど前の交通事故などが思い当たる原因になるとのこと。

メンタル面的には何もストレスを感じることがないという自覚。

心身条件反射療法(PCRT)で、「緊張パターン」を検査してみると、次の講義の準備をしなくては、という「思考パターン」で反応が示された。

その他にも、過去の出来事や、未来に対してのストレス反応が示された。

様々なストレスが解放された後、施術前にあったコリ感や首回旋時の引っ掛かり感などが解消され喜ばれていた。

心身条件反射療法(PCRT)の施術ポイントもよく理解していただいた様子で、とても納得していただけた。

また、自分では自覚していなことが、ストレスになっていたということを改めて認識された様子で、「自分ではストレスはないと思ってはいなかったが、検査で改めてそのことを指摘されると、そういえば気にしていたかなということが分かり、自分では分からないものですね」と感想を述べていただいた。

このようにストレスをほとんど自覚していなくても心身条件反射療法(PCRT)で検査をすると、明確なストレス反応が示されることは多い。

世間一般的に「ストレス」とは、嫌なこと柄やいやな人、あるいは仕事上のプレッシャーや責任などの明らかに意識で感じられるものであると思われがちであるが、案外、身体に影響を及ぼしているストレスは、ご本人がほとんど意識していない事柄が多い。

逆にいえば、ストレスとして受け入れていないがゆえに身体に影響を及ぼしているといえる。

心身条件反射療法(PCRT)では、ストレスがないと認識されている患者様に対しては、特にストレスの因果関係の分かりやすい説明に心がけている。

なぜならば、ご本人がストレスがないといっているのに、根拠もなく「あなたのストレスが原因ですよ」など決めつけたように言うと、信頼関係を失いかねない。

ファミリーカイロでは、特に初診の患者様には、ビデオカメラで映し出される下肢長差が変化する様子をリアルタイムで見ていただいている。

緊張パターンのイメージをしてもらうと、下肢長差が不ぞろいになり、リラックスパターンのイメージをしてもらうと、下肢長差が揃うというように、心と身体との関係性を体感していただいている。

メンタル面が身体を緊張させているということは、説明だけでは納得し難いが、このように実際の変化を見ていただくと、ほとんど人が納得され、本質的が原因への気づきの第一歩となる。

2008年5月17日 (土)

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