ファミリーカイロプラクティックセンター@https://www.familychiro.co.jp

ファミリーカイロ院長の保井です。このNoteでは過去に記述した当治療院に関係する「心と身体の関係性」をテーマにした症例やコラムなど過去のブログhttps://yasuiyukinobu.blogspot.comから掲載します。米国公認ドクターオブカイロプラクティック

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最近の記事

送球イップスから腕の局所性ジストニア

はじめに二十代女性、5年ほど前に、ソフトボール部に所属しており、そのころから送球が上手くできなくなっていた。その頃から送球イップスの症状を抱えていたが、引退後も腕をゆっくり上げようとすると、腕が勝手に早く動くようになり、自動販売機で腕を使うときなどには支障があるとのこと。特に意識して何かをしようとしたときに悪化する傾向にあり、だんだんと悪くなってきているような気がするらしい。 目安検査最初にどのような症状なのか再現してもらう。片方だけ観察すると分かりにくいが、左右、同じスピ

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      送球イップスから腕の局所性ジストニア(動画)

      ファミリーカイロプラクティックセンターの局所性ジストニアの症例 腕が勝手に早く動くようになり、自動販売機で腕を使うときなどには支障があるとのこと。特に意識して何かをしようとしたときに悪化する傾向にあり、だんだんと悪くなってきているという症例で、ジストニアの症例としては比較的早期に改善した症例 症例報告はこちらから https://note.com/familychiro/n/n616f90651921

      • 本態性振戦

        頚部、腰、手先の震えがひどいということで紹介にて来院。 大学病院、市立病院内の脳外科、内科、心療内科、整骨院など様々な医療機関で治療を受けて来院。 就職もそのために面接で落とされるなど、ご本人もかなり深刻に悩んでおられた。 ファミリーカイロでは20回ほど治療を受けていただき、治療前と治療後の評価は、8から3(最も悪い症状を10完全に回復を1)まで軽減、ご本人も大分改善されたとのことで、少し自信を回復された様子。 それまでの治療経過の中で、週末などは家庭内のストレスが強く、

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          指の震え(振戦)

          14歳の女子がお母様に連れられて遠方から来院。1年ほど前に、子宮頸がんワクチン接種後から関節痛、筋肉痛、めまい、歩行障害、動機、脱力、倦怠感の症状を発症。今は肩の震えと手の震え、倦怠感を改善されたいとのことで来院。手の震えは常にあるが、肩の震えは時々で2~3分続くとのこと。経過としては良くなってきているが、肩の震えは一か月前から始まったとのこと。発症後病院を受診し、週に一回を3か月、月に一回を現在まで通院中。治療では漢方薬を飲まれているとのこと。 問題のワクチンはアジュバントという物質が入った注射らしいが、その物質が入っていると思われるワクチンの画像を探して適合検査に使用した。いくつかの画像で陽性反応を示した。そのワクチンの波動情報による誤作動反応を消去させる施術を試みたが、その情報とは合わせることができなかった。 そこで感情面との関連性を検査すると、勉強、ピアノ、劇団に関連する「意欲」、家族に関連する「喜び」、学校に関連する「恐れ」の感情が関係していた。それらのワクチンに関連した感情に対する施術とハード面の施術をした結果、震えが治療直後に改善した。施術法はアクティベータメソッドを先に行い、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)を施した。その治療前と後の結果が以下のビデオ映像である。 遠方なので継続して治療することができないので、一回の治療で手の震えが完治するかどうかは分からないし、肩の震えも時々出るとのことなので今後も継続治療が必要だと思われる。 2013年10月17日記
 ファミリーカイロプラクティックセンター内

          「腰痛」を治すために

          「思い込み」が腰痛を改善するためのブレーキ病院では主に構造的な異常が痛みの原因になっていないかを検査するために、レントゲンやMRIなどの画像診断を行います。椎間板ヘルニアや変形、脊椎管狭窄症、あるいはスポーツをしている若い人であれば、すべり症や分離症という診断を受け、痛み止めの薬や手術を勧められているかもしれません。 ファミリーカイロには、そのような診断を受けた腰痛の患者様が多く来院され、たくさんの方が改善されています。当院では、構造異常ではなく働きの異常をみています。つま

          隠れた『ホルモンバランス』の異常 (更年期障害?)

          隠れた・・・??? 「なぜ、『隠れた』というのかな?」と思われるかもしれません。 施術前に改善されたい症状をお聞きした後、どの領域の『働き』の異常に関係しているのかを検査をします。するとホルモン系の臓器反応点で陽性反応を示される患者さんがいます。そのような患者さんは、よくお聞きするとある特定の症状というよりも複合した症状でつらい思いをされているようです。 そして、そのような患者さんたちを継続治療させていただき経過観察してみると、ホルモン系に関連する陽性反応が消失するにつ

          隠れた『ホルモンバランス』の異常 (更年期障害?)

          介護の心配で体調不良

          40代の女性が、睡眠障害や肩、頸の痛みを訴えて来院。実の両親と、ご主人の両親にお正月の間に会われたとの事。両家ともご両親は健在で年齢も80歳代で同じぐらいの年代らしい。ご自分のご両親は自立的で介護も望んでいない様子だが、ご主人の方のご両親が依存的でお世話をしてほしい様子だったとのこと。 嫁としてお世話をしなくてはならないのは分かっているが、同居して、手取り足取りお世話をし過ぎるのもご本人たちのためにならないのではないかという思いもあり複雑な気持ちが交差しており、恐らくそのこ

          Quality of life (生活の質)の向上

          6ヶ月ほど前より、左の腰部に痛みが生じ、左の下肢後面から足までしびれを感じるとのこと。以前は時々良くなったり悪くなったりの繰り返しだったが、現在では毎日症状を伴うとのこと。病院で検査、治療を受けるが改善されずに来院。胃腸症状や不眠もあるという。 初回の検査では、アクティベータ療法を施し、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)にて原因パターンを調べた。肉体面では特に左の股関節部に神経関節機能障害の反応が示された。心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)の検査では、聴

          起立性調節障害(小学6年生の男の子)

          小学6年生の男の子が、ふらつきや朝なかなか起きられずに体調がすぐれないとのことで、小児科を受診。「起立性調節障害」と診断を受ける。症状が改善されないので整形外科を受診。診断が異なっていたとの事で、心療内科を受診してみようかと考えたていたときに、ファミリーカイロを友人に紹介されて来院。 心身条件反射療法にて、肉体内の脳・神経系に影響を及ぼしている潜在意識レベルのストレスを調べてみると、八人のグループのお友達の中で、二人のお友達が反応を示した。最初は、とても仲のいいお友達なので

          起立性調節障害(8歳の女の子)

          8歳の女の子が、頭痛と首の症状を訴えて来院。頭痛は毎日のようにあり、首の症状は土曜、日曜、月曜日にかけてあるという。9か月ほど前に立ちくらみで急に倒れて大学病院を受診。起立性調節障害の診断を受ける。 起立性調節障害とは、自律神経系の機能異常により、代償機構が障害を起こし、血圧が低下し、脳血流や全身への血行が維持されなくなり、立ちくらみやふらつきが起こったりする。血液による酸素や栄養の供給が悪いので、すぐに疲れたり、また疲労からの回復が遅れる。 さらに脳血流が悪いために、思

          花粉症の治療

          ニュースで花粉に関する情報が取り上げられ、ニュースキャスターの人が、一番の予防は、ガーゼを水で湿らせ、それを鼻の前に当て、その上からマスクをすれば、花粉を99%予防できると紹介していた。 もちろん、それで予防はできるだろうが、理想的なのは花粉が飛んできても過敏にならない体質を作ることである。同じ人間でも、花粉症の症状の強い人と弱い人がいて、まったく症状が出ない人もいる。 その生体メカニズムの違いは何かを知らなければ、本質的な解決にはならない。心身条件反射療法はその違いの本

          花粉症の改善

          高校三年生の女の子が花粉症の症状と、目の症状で来院。目の症状は、片目で見ると大丈夫だけれど、両眼で見ると見づらくなるとのこと。 中学入学時から鼻炎で悩まされているとのこと。目の症状は眼科でも原因が分からず、今度、CTの画像検査をしてみましょうかとアドバイスを受けたとのこと。 花粉症の原因を調べてみると、単に花粉という外的なアレルゲンでだけでなく、その時期の「別れの悲しみ」などの感情が絡んでいた。 治療を終えると、今までずるずるしていた鼻水も止まった。 数日後、お母さん

          花粉症の改善

          先日、花粉症が急に悪化したとのことで来院。鼻水と涙目で目が開けられないくらい悪い状態。花粉症は20年からとのこと。病院でも薬を処方されており、くしゃみの方は止まったとのことであるが、その他の症状には効き目がないらしい。 原因を調べてみると、まずは、ニュースなどによる花粉情報に過敏になっていた。それと社内でのストレス、そして、最後にお母様の心配が絡んでいた。事情をお聞きすると、今度結婚されるとのことで、長年一緒に暮らしていたお母様が、一人暮らしになるらしい。自分のせいで独りぼ

          うつ症状

          Hさんは、うつ症状が強く、一人では外出できない状態。 薬の副作用も現れていたようで自律神経系に関連するめまいの症状も顕著に現れていた。 10回ほどの集中治療でほぼ安定。 現在はメンテナンス的に治療を継続中。 ファミリーカイロで本格的に治療を開始する10ヶ月ほど前に、家族の勧めでファミリーカイロを一度受診されている。 精神科の看護師として臨床の現場で働いていたために、西洋医学的な価値観で病気を判断し、西洋医学以外の治療方針に対して批判するのは当然。 ファミリーカイロでの治療や治

          うつ病の改善で薬から解放

          空手の稽古中に肩を痛めて来院。整形外科にて既にシップ、超音波などの治療を受ける。安静にということで、腕を三角巾で吊っていたとのこと。肩は2回の治療でほぼ改善、痛みのスケールが9から1に軽減された。肩のほうはほとんど心配ないが、精神的な抑圧が強いことが検査で明らかになる。うつ病の治療に来院された訳ではないが、エネルギーのブロックがかなり強く、薬の副作用で手やまぶたが痙攣する。 肩の治療と同時に、うつ病の治療も行ない、4回の治療でかなり安定。病院の薬も減らすようにアドバイス。と

          うつ病(やる気が出ない)

          3ケ月以上前から、やる気が出ない鬱(うつ)症状、朝早く目が覚めるなどの症状で悩まされる。メンタル面の症状に加えて、口の渇き、動悸、身体の緊張等の症状もあるとのこと。ファミリーカイロを受診する5日前には、心療内科を受診、薬を処方される。 思い当たる原因は、職場環境の変化であるとご自身で認識されており、今回の症状が始まった時期と一致する。教員をされている方で、4月から新たに学級担任の職務に就かれたとのこと。三年ほど前にも学級担任の職務に就かれていたが、それまでは他の職務に就かれ