お金の知識その4 資産運用の始め方
「絶対に返すからお金貸して」
と言いってくる人大抵返してくれない
みなさんこんにちは!
TNKです。
今回はお金の知識その4という事で
資産運用の始め方
についてお話ししていきます。
前回の記事でこれからの日本は資産運用が必須になってくると
お伝えしました。
始め方が気になっている人も多いと思うので、さっそく話していきます。
まず、資産運用を始める手順は4つです。
①バランスシートとキャッシュフロー表を作る
②課題や優先順位を踏まえて運用目標を決める
③何にいくら投資するのかを決める
④プランニングを実行する
この4つになります。
資産運用において重要なのは
計画(いつまでにどれくらいの資産を築くか)です。
必要な金額(目標)どうやって増やす(戦略)を考えてから始めます。
では、4つのポイントを1つずつお話ししていきます。
①バランスシートとキャッシュフロー表を作成
一番最初にやらなければいけない事です!
かなり地味で、データの管理が苦手な人などはやる気が無くなってしまうかもしれませんが頑張って乗り越えましょう。
まずは、自分の資産を把握してください。
預金や投資信託、株式、貯蓄保険などのいわゆる金融資産とマイホームなどの不動産、その他の資産を可視化させてください。
一応大まかで良いのですが、できるだけ細かく把握しましょう。
次に負債の把握です。
現在抱えているローンを含む借金がいくらあるのかを把握してください。
一緒に金利なども確認しておくと、後々役に立ちます。
負債を全て返してから始めるのか、返しながら始めるのか、重要なポイントになってくるのでしっかりとやりましょう。
これができたらバランスシートを作ってください。
バランスシートとは、資産を負債を1つの表にまとめたものです。
自分が見やすいようにまとめましょう。
厳密にこのようにしなさいというものはありませんが、
バランスシートとググると色々なものがでてくるので
一番見やすいものを参考に作ると良いと思います。
ここまでで、現在の収支の把握ができたら
つづいて未来の収支を予測してキャッシュフロー表を作ります。
キャッシュフロー表とは時間軸で収支を表したものです。
詳しい表の作り方や見方はまた別の記事で紹介していきます。
今回は、バランスシートを作った後にキャッシュフロー表を作るという事だけ覚えてください。
②課題や優先事項を踏まえて運用目標を決める
自身の課題や優先事項を決めていきましょう。
例えば、現在現役の社会人の方であれば
一番大きな課題は老後の2000万円だと思います。
その課題を把握し、さらには自分自身の優先事項を決めてきます。
優先事項に関しては、自分が我慢でできるお金、我慢しなければいけないお金、我慢したくないお金、我慢しなくてよいお金を決めていきます。
老後の2000万円の事だけを考えてしまい、今のライフスタイルに
ストレスがたまり続けてしまうようでは、せっかくの資産運用が水の泡になってしまう可能性があります。
優先事項もしっかりと考えていきましょう。
既に収支がプラスの人は資産の運用・管理を決めていき。
収支がマイナスの人はプラスにもっていくことを考えてきめていきましょう。
③何にいくら投資するかを決める(戦略を立てる)
運用戦略(何にいくら投資するか)を決めます。
積立投資(サブスクリプションのように一定期間で一定額を投資していく)なのか、一括投資(手元資金を一括で投資する)なのか。
資産運用はギャンブルではないので、できるだけリスクを取らないように
戦略を立てていきます。
投資額の設定に関しては、目標、投資期間、許容リスクを設定してから
決めます。
分散投資が一般的です。
④プランニングを実行する
ここまでしっかりと計画を立てたら後は実行・継続していくのみです。
市場の変化に対して、リバランス(資産を再分配する)や
ポートフォリオ(運用内容)の見直しなどの計画のメンテナンスをしながら
進めていきます。
一番やってはいけない行為が、途中でやめる事です。
とはいえ、1人では不安だったり、考えすぎてしまう事もあると思うので
アドバイザーと一緒に考える事は非常に大切です。
今回はここまでです。
内容を復習すると
・資産運用で最も大切なのは計画(いつまでにどれくらいの資金をどう増やすのか)
・資産運用を始めるまでのステップ
①バランスシートとキャッシュフロー表を作る
②課題や優先事項を踏まえて運用目標を決める
③何にいくら投資するのかを決める
④プランニングを実行する
この内容は福田猛さんの本「プロがこっそり教える資産運用のはじめかた」
を読んだものです。
気になったかたは是非読んでみてください。
次回も資産運用の具体的なやり方になりますので
お楽しみに!
ではまた
あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。