お金の知識その6 【年金って何?】
年金払ってない人は後々後悔する
みなさんこんにちは!
TNKです。
今回は皆さんが知りそうで知らない【年金】の知識について
お話ししていこうかなと思います。
今の若い世代は情報弱者の人が多く、「年金はもらえないからなんて言って払ってない人がいますが払っても意味が無い」なんて言って払ってない人がいますが現時点で払っても意味がないなんてことは全くありません。
確かに今後の日本がどうなるかによって
もらえる額は変わってくるかもしれませんが
定年で退職した後に、無収入で苦労するのは自分です。
正しい年金の知識をつけて
自分のライフプランを設計しましょう。
今回は
①そもそも年金って何?
②年金の仕組み
③年金の上手な使い方
という順番で話していきたいと思います。
それでは行きましょう!
①そもそも年金って何?
年金には大きく分けて3つの種類があります。
・国民年金・・・基本的に20歳~65歳の全ての国民が払う年金。
・厚生年金・・・会社員や公務員が払う年金
・私的年金・・・特定の人が任意で払う年金
そもそもどうして年金という制度ができたのかというと
国民が抱えている様々なリスク、大きなリスクは3つあり、
「何歳まで生きるか分からない」「病気やけがで働けない」
「一家の大黒柱が亡くなる」
このようなリスクに備えて、国民みんなでお金を出し合おうという考えの元
年金制度が生まれました。
②年金の仕組み
年金には様々な仕組みがあります。
この仕組みを理解しているだけでも、無駄な出費を減らせたり
将来の為の資産を形成できることにも繋がるので
是非覚えていきしょう。
まず、国民を3つに分けます。
1.第一号被保険者・・・自営業や学生
2.第二被保険者・・・会社員や公務員
3.第三被保険者・・・専業主婦など
第一号被保険者に当たる人は、国民年金のみを払います。
第二号被保険者、第三号被保険者に当たる人は厚生年金+国民年金を払います。
そして、ここで払った年金を老後の自分でもらうわけではありません。
年金を受け取る仕組みは「賦課方式」と言って
現役世代が払った年金は現在の高齢世代が受け取っています。
ですので、現在僕らが払っている年金は現在の高齢世代がもらっているのです。
そう思うとなんか嫌な感じがする人もいるかと思いますが、
僕らが高齢世代になったときにもらう事になるのでしっかりと払っておきましょう。
また、ここで年金がもらえないんじゃないかと心配している人が居ると思うので、その点についてもお話ししていこうかなと思います。
結論から言って、貰えないという事は恐らくないんじゃないかなと思います。かと言ってどれくらい貰えるのか?と聞かれると正確には答えられませんが、払った分は少なからずもらえると思っています。
少子高齢化が進み、年金を払う人が少なくなる一方で、受け取る高齢者が多くなるからほとんどもらえないんじゃないの?という方がいますが
現役世代がはらった年金だけが高齢世代にわたるわけではありません。
国民年金に関しては
現役世代が払う年金+税金が高齢世代が受け取る年金になります。
厚生年金に関しては
企業が半分、残りが自分で払っています。
ですので、実質年金は個人として半分しか払っていないという事になります。
もし仮に払う現役世代の数が圧倒的に減り、受け取る高齢世代が圧倒的に多くなった場合、どこかしらの税収を増やしたりしてバランスが取れるので
僕達が払った額よりも下回る金額を受け取る事はないのでしょう。
③年金の上手な使い方
年金に対してあまり良くないイメージを持っている方は多いと思います。
ですが、年金を上手く使う事で、現在の無駄な支出を減らし
将来の為の資産形成をする事は事実です。
例えば、年金を多く払えば、受け取る側になった時に多くもらえます。
ですが、自営業者は厚生年金を払う事ができず、受け取る事ができません。
そんな人の為に私的年金というものがあります。
この私的年金というものを使う事で、自営業者は年金を増やす事ができます。
さらには、節税効果もあるので絶対に使うべきでしょう。
自営業者の為の私的年金には4つあります。
1.国民年金基金-自営業の方が加入でき、掛け金は最大68000円/月まで(iDeCoと合算して)掛け金は所得控除になります。
2.国民型確定拠出年金(iDeCo)-掛け金は最大で68000円/月まで(国民年金基金と合算)自分で運用ができ、場合によっては大きく増える事もある。
もちろん掛け金は所得控除
3.小規模企業共済-従業員20人以下の社長or個人事業主等が加入できる。掛け金は最大70000円/月までで、国民年金基金やiDeCoとは別枠で所得控除が受けられる。
4.付加年金-国民年金に400円上乗せして払う。上乗せして払った月×200円を65歳以降、年間で受け取れる。
この4つが自営業の方の年金を増やす方法です。
また、厚生年金の人にも私的年金に加入する事はできます。
iDeCoのように自分で運用していくもの、あとは企業に運用してもらい給付として受け取るものもあります。
年金を上手く使う事で税金対策になり、なおかつ将来の資産が増やせるという事は分かっていただけたでしょうか。
今回の内容はここまでになります。
皆さんが思い描いていた年金のイメージとかなり異なっていたのではないでしょうか。
やはり、しっかりと知識をつけていく事は大切ですね。
今日の復習をしましょう。
・年金とは?→国民みんなでお金を出し合う事によって、抱えているリスクを解消していく仕組み
・年金の仕組み→実質個人が払っている年金は半分、将来年金が全くもらえないという事は恐らくない。
・年金の使い方→正しく使えば、税金対策にもなり、資産を増やすことに繋がる。
いかがだったでしょうか
みなさんも年金を上手く使い、理想の人生を手に入れてください。
ではまた!
あなたの貴重なお時間で、僕の稚拙な文章をお読みいただき本当にありがとうございました。何か改善点、ご意見などおありでしたらお気軽にコメントいただければ幸いです。