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絵本で遊ぶ(読み聞かせ事始め1)

みなさん、本は好きですか?
私は大好きです。
本の楽しさを子どもたちにも伝えたく、小学校での読み聞かせ活動にも参加させてもらっています。特に低学年の反応はとても楽しく病みつきになっています。(残念ながら昨今は中止ですが。)

そこまではいかなくとも、子ども 特に未就学の子どもに対して
・本が好きになってもらいたい(スマホ漬けにしたくない)
・読み聞かせをしたい(でもうまくいっていない)
というパパさん・ママさんは結構多いのではないでしょうか。

特に未就学の子どもに対しての読み聞かせを少しでも楽しめるヒントになればと思いまして、このnoteを書きました。では、最初にポイントから始めます。

未就学児向け読み聞かせのポイント

1.絵本もおもちゃの一つと考える!
2.遊べるところから遊ぶ!

1. 絵本もおもちゃの一つと考える!

本(絵本)は おもちゃとはなんか違うもの、と考えるところありませんか?(ちょっと高尚なもの?難しいもの?)

例えば、以下のようなこと。
 「絵本読むよ~」
  → 聞いてくれないとちょっと疲れる。
   せっかく読んであげているのに。
 「ボール転がすよ~」(おもちゃの例)
  → 取ってくれなくても、まぁそんなもの。
   取ろうとしてくれるだけで、うれしい。
   取ってくれたら、超うれしい。

なんで、違うんでしょうね。
 「絵本読むよ~」
  → 聞いてくれなくても、まぁそんなもの。
   聞こうとしてくれるだけでも、うれしい。
   反応してみせてくれたら、超うれしい。
でよいと思うんですよね。

絵本もあくまで、おもちゃの中の一つという考えで。親が楽しんでいれば、こどもも自然に絵本を自分で手に取ってくれるようになるのではと。

2. 遊べるところから遊ぶ!

では、絵本の遊び方(読み聞かせ方)の始めの一歩です。

<どんな絵本がよい?>
正直、最初はどんな本でもよいと思います。親も一緒に遊ぶので、表紙のデザインが気に入ったものでOK。その上でですが、以下のようなのがおすすめです。
・色使いが明るくて元気がもらえそうな本
  おもちゃですので。
・こどもが片手で楽に持てる大きさの本
  おもちゃですので。

<遊び方(読み方)は?>
大事なこと:全部読もうとしない。
      文章読むのではなく、話しかける。
これ超大事です。
ボール遊びの場合で考えても、最初からドリブルやリフティングなんてさせないですよね。
本遊び(読み聞かせ)も、最初から最後のページまで全部読み切れるわけないと思いましょう。

本遊び(読み聞かせ遊び)の例

 「こんなときってなんていう?」シリーズの本を使って。この本、本屋でたまたま見かけて、色使いが好きで買いました。
 「こんなときって なんていう? ~おそとであそぼう~」 (今は、名前少し変わっているのですね。色も変わったのかな?)

① まず、表紙で遊ぼう

 本のタイトルだけは始めに。 
 「こんなときってなんていう? 
   おそとであそぼう!」
その後は、気づいたことを子どもに話しかけるかたちで、指さしながら。

「おともだち にこにこだね~」
「バケツもってお外で遊ぶのかな~」

 子どもの反応を少しだけ見ながら、ゆっくりと。子どもが見てくれていなくても、気にしなくていいです。

② 最初のページ。文章を読むのは無しで。

ここでも、気づいたことを子どもに話しかけるかたちで。

「ボールも持っていくんだね~」
「おててつないで おでかけだね~」
「いってきま~す」

③ ページめくりは子どもにまかせる。

最初から全ページ読む必要ないです。もし、子どもがページめくりしたがってきたら、まかせましょう。うまくページめくりできず、そのままパタンと本を閉じることになるかもしれませんが、それもOK。

④ 最後に「おしまい」を忘れずに。

パタン、おしまいっ


ちなみに、我が家での「桃太郎」はこんなです。
 ① 表紙「ももたろぉ」
 ② 「むかしむかしあるところに」
 ③&④ 子どもがパタンと閉じてしまうので
      「おしまいっ」
その様子がとてもおかしいらしく、姉も一緒になって大笑いしてました。

本日は、ここまで。絵本読み聞かせと気張らずに、ぜひ本遊びとして始めてみて頂ければ、と思います。

Let's enjoy reading aloud picture books to your kids.
Point 1.  Let's think picture books is one of toys.
Point 2.  Let's enjoy picture books as you like. 

P.S. 
これを見ていた姉がまねをして、妹に読み聞かせ遊びをし出してくれました。いろいろアレンジしながら。おぉーっ、一石二鳥!

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