躁鬱人で統合失調症で発達障害でも生きている
2ヶ月前に、暗号通貨の詐欺に騙されまして
260万ほど会社のお金を使ってしまい
もうこの2ヶ月は完璧にうつ状態でした。
夫からは落胆され、
夫の両親からお金を借りられたので
首の皮一枚繋がったのですが
もう、詐欺に騙されたことが恥ずかしくて
情けなくて、家族に迷惑をかけて申し訳なくて
このまま貝になってしまいたい気分でした。
今まで不動産投資で
都内にアパートを建てるという
子どもの頃からの夢を叶える
ために結構がむしゃらにがんばってきました。
当時、派遣社員だったのですが、
そこそこの大家になるためには
派遣社員では銀行がお金を貸してくれないので
良い会社に就職する必要があると知ったからです。
育休中に授乳しながらも
必死になって過去問を解きまくり
宅建とFP2級をとって、
転職して高卒ながら年収500万までなんとか
達成することができました。
不動産の大家の会に顔を出していると
過去に何千万単位で詐欺にあってしまった方と
話す機会も多かったので
儲け話はすべて断ってきましたし、
リテラシー高めだと自負してきたので
お金を失ったこと以上に
無駄にプライドが高いので
「騙されたこと」がショックすぎて
鬱になっていました。
今は、
鬱と躁の間くらいの時期
なのですが
落ち着いて考えると、
詐欺にあった時期は、
完璧な躁状態で
病気で働けなくなった焦りもあり
「ここで挽回してやろう!」と
すけべゴコロがでて
冷静な判断ができなくなっていたみたいです。
「金ならまた稼げばいい。」と
前の私なら気合いと根性で
売り上げを上げられていたのですが
詐欺のお金の両親への返済は、
保有しているマンションの一室を売れば
おそらくチャラにできるし
働かない生活
をしていたら
意外とお金がたくさんなくても、
時間があると幸せに生きることができる。と
気づいてしまったんです。
そして、障害年金の受給も決まり
躁の時に作った他の借金も問題なく払える。
月のお小遣いが10万だったのが
3万くらいになるけど、
夢だったアパートも
もうすぐ出来上がるし
鬱の時はつらいけど、
将来の不安もありません。
昨日、坂口さんの
#躁鬱大学 を図書館で借りてきて
一気読みしたことで
心がものすごく軽くなりました。
躁鬱って病気っていうより
特性だから、
躁鬱ってハックできるのね!!!
躁鬱大学は、
躁鬱人による
躁鬱人の取扱説明書みたいな本なので
具体的な話が自分に当てはまりすぎて
読んでていて爆笑していました。
そしたら、楽しくなってきて、
noteを書き出していました。笑
私の夫は、基本は優しいけど
勤勉で真面目すぎると誰からも言われ
キチンとルールを守る四角四面なタイプです。
躁鬱人の私とは、本当に真逆の人で
よく怒られます。
でも、私からすると
「なんで、それが大事なのかわからない」と
いうのが本音だったりします。
私はとりあえず丸く収まって
みんながハッピーなら
なんでも結果オーライでしょ!という
テキトーで気分屋人間なので
(躁の時は)
今日、思って口に出したことも
明日になったらコロっと心変わりするか
忘れてしまうのです。
夫は医療従事者で
統合失調症や双極性障害の
分厚い本を5冊くらい買って
読んだ上で
病気への対処法を
10個くらい教えてくれたのですが
(優しいですよねー)
そういうルールじみた
ガチガチな決まりごとは
ものすごく窮屈で息が吸いにくくなります。
本当に呼吸の仕方がわからなくなる時が
ちょくちょくあります。
人に決められるのは、
私自身大嫌いなのと
鬱状態だったので
あまりやる気になれませんでした。
そして、決まりごとをやっていないと
知った夫から昨日も問い詰められ
また胃がキリキリしてました。
でも、
躁鬱大学を読んでみて
同じ日本人同士だけど
非躁鬱人(普通の人)と躁鬱人は、
外国人くらい価値観が違うみたいです。
夫は大好きですが、
夫は約束を守らないのが許せないようなので
約束は今後一切しない
と本人にも伝えました。
例えば、朝は8:00に起きる。という
ルールを決められたのですが
鬱で体が起き上がらないというのを
経験したことがないから
素面でそういうことが言えるのだろうと思うし
それに、なんで出来ないんだ!と
圧をかけて来れるんだと思います。
でも、私の人生は私のものなので
もう開き直って
自分のやりたいことをやりたいだけ
好きな時にやってしまおうと
心に決めました!
統合失調症の平均寿命は、
75才くらいらしい
ので他の人より短いですし
時間を大切に
自分を大切に
何よりも、
楽しさを大事に生きれば
楽しい人生だったなと
病気だったとしても
思って死にたいです。
躁鬱人は、
相手の気持ちばかり伺う性質なので
反応が気になるのは仕方ないけど
もう、本音で生きることにします。
そのあと嫌われようが知ったことじゃありません。
ケセラセラですね。