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【ファミリーキャンプ】ファミリーキャンプを始めよう! vol.2~最低限準備する必要のあるもの~

ファミリーキャンプを始めよう!ということで、家族でキャンプするために事前に知っておいたほうがいいことを、少しずつまとめていきたいと思います。

想定している読者は、家族でこれからキャンプを始めたいけど、、、という人です。

今回はvol2ということで、ファミリーキャンプを始めるにあたり、必要最低限準備しておいたほうがいいものを纏めます。

これをベースに、あとは皆さんで必要と思うものをガッチャンコしてもらえればいいと思います。



※もし、ギモンなことがあれば、コメントいただければ可能な限り返答します。


必要最低限の考え方

基本的な考え方として、各々の家で必要となる道具は違ってくると思うので、これだけは絶対どの家族もいるだろうと思う必要最低限のものを纏めます。

そこから先は、キャンプしてみて、家族でこれはあったほうがよかったねと会話をしながら、少しずつ必要と思ったものを追加していく、といったことを想定しています。

うちはそのやり方で道具を増やしていったのですが、キャンプにかけられるお金も限られてる中で、実際やってみて思うところは事のほか多く、また、嫁と自分とで必要と思うものも違うので、優先順位付けて揃えていった感じです。余談ですが、この時間は楽しかった~。


必要最低限を考える条件

家族4人、ある程度涼しい時期、車で移動、テントで1泊、お風呂施設に行くケースを想定します。現地レンタルは無しです。

実際に荷物を揃える場合、車の大きさによっては、車に積める積めないがかなり重要になりますが、そういうのは考えないでいきます。

あと、無くてもいけるけどあれば便利!というものも、言い始めると切りがなくなるため今回は除外します。

衣・食・住

衣食住とは辞書にも載ってる言葉ですが、以下のような意味があります。

"衣服と食物と住居。生活をしていく基礎。"


キャンプは、言ってしまえば普段の街での生活を野外で行うだけなので、準備するものを考えるにも衣食住で考えればOKです。


<考え方>

 4人分ともなると、着替えが一番かさばるので極力小さく纏めたいところですが、現地の予想最低気温にあわせて防寒対策をしないと、夜寝れないどころか、下手すると体調を崩して強制終了ということもありえます。

事前に、現地近辺の最低気温予想を確認して、適切な準備を心がけてください。

寝てる間に最低気温になるので、起きてる時に平気だから、、、という考えも危ないです。

特に子供へのケアは初めは余計なくらいでいいと思います。

逆に、暑い場合も対策が必要ですが、持ち物でというよりは、キャンプ場やサイト選びで決まる部分が大きいので、ここでは割愛します。

<準備物>

・翌日の服装

 →荷物を減らしたい場合、同じものを着て帰るという選択も

・寒さ対策用衣服

 →寒さ対策は重ね着が基本です。上着、ヒートテック下着、ネックウォーマー etc

・救急セット

 →キャンプで想定されるのは、打撲、切り傷/擦り傷、火傷、虫刺され。子供のためにも、これらを応急処置できるものは持参してください。

参考URLを載せます。いきなりここまで揃えるのはウッとなるので、まずは応急的に冷やす、止血する、蚊のかゆみ対策ができればいいと思います。

・お風呂セット

 →これだけを小分けにできて持ち運べる用の袋と、バスタオルはあったほうがいいです。シャンプー、ボディソープは必要に応じて、事前に設置有無はネットで調べていくといいです。

・その他必要になる小物類(歯磨きセット、女性なら化粧セットetc)


<考え方>

必要なのは、宿泊日の夜と翌朝の2食分です。何を作るかを事前に決めて、自宅で事前準備できるものは事前に済ませます。

食事はキャンプにおけるメインイベントの1つで、キャンプならではのパンチの効いた料理を作りたくなる気持ちもありますが、初めはほぼ間違いなく時間が取れなくなるので、グッと我慢して手軽なものでいくのがいいと思います。

とはいえ、例えばレトルトのカレーにしても、外で家族で食べると格別においしく感じます。

<準備物>

・クーラーボックス

 →食料を買っていく場合はほぼ必須です。まずはハードケースのものが1つあればいいと思います。うちは30Lを1つ持っていて、やや足りないのでソフトケースも追加で買いました。注意点として、モノがどうしても大きくなるので車の積載に大きく影響します。車の積載に余裕がなくなりそうな場合、性能よりも省スペースを優先させたほうがいいです。

参考URLを載せます。うちもはじめは50Lでしたが、車の積載がきつくなり30Lに変更しました。余談ですが、積載はテトリスのようなもので、モノの形が変われば収まったりします。


・食器セット

 →何を食べるかによりますが、基本的には器、箸/スプーン/フォーク、コップは必須です。割れないものであれば家にあるものを持ってきてもいいですし、特にこだわりがなければプラスチックでセットになって売られているものを買って持っていくだけでもいいです。

・料理器具

 →これも何を作るかにあわせて、鍋、フライパン等々を持っていけばいいです。ただ、火を使う場合、ガスや電気は通っていないので、何かしらの準備がいります。家にガスコンロがあればそれでいいんですが、無ければ今後を見越してバーナーを買うのもありです。うちはBBQコンロがあったので持ち込んで肉を焼き、お湯はケトルをBBQコンロに置いて沸かしてました。当たり前ですが、BBQコンロの場合、炭や薪の燃料も必要になります。

・スポンジ、洗剤

 →食器を洗うためのものです。100均で十分です。

・ゴミ袋

 →キャンプ場で指定のものを渡される場合や、キャンプ場で処分してもらえる場合もありますが、基本は持ち込んだゴミは持ち帰ることになります。ゴミは何かしら出ると思うので、ゴミ袋は準備しておきましょう。


<考え方>

最低限、食事する場所、寝る場所、が確保できれば初めはOKです。テント、タープの設営が初心者にはハードルになります。事前にyoutubeやアウトドアショップのイベント等で予習し、できれば広いスペースで一度建ててみておくと当日ストレスが極端に減ります。嫁との連携がモノを言います。

また、ここで出てくるものを購入する場合、モノが大きくかつ高額になるため注意が必要です。

というのも、買ったものを自宅で収納するスペースが必要になったり、テントは何万もするものなので、簡単に買いなおししにくいものだったりします。これらは後で見直そうがしにくいため、できれば事前に情報収集して、今後も長く使えそうだと思えるものを買うことをお勧めします。

※それでも実際使ってみないと分からないことは多いんですけど。


<準備物>

・テント

 →寝るスペースにプラスして、着替えや小物もテント内に入れることになります。テントのスペックとしては、5人用であれば、家族4人で余裕を持って寝れると思います。子供と寝るため、インナーテントという、寝室になる部分が付いてるものを購入することをお勧めします。

・寝袋

 →子供が小さい場合、二人用で大きいものや、布団のように使えるものもあります。適応温度というのがあるので、行く場所にあったものを準備するというのが基本的な考え方です。積載に余裕があって夏なら、寝袋は買わず、まずは家からタオルケットだけ持ち込むなんてのも手です。夏はタオルケットだけで寝れますからね。

参考URLを載せます。記事にある通り、妥協しないほうがいいアイテムではあるのですが、続けられないかもというのもありますし、妥協しない場合、10万弱するようなものなので、私は初めはamazonで買えるコスパ重視のものでいいと思います。お勧めとしては、マミー型、化学繊維、3シーズンで5000円いかない程度のものでしょうか。

・テントマット

 →テントの床と寝袋の間に敷くマットです。テントと寝ぶくろだけだと、ゴツゴツとした床の感触がモロにくるので、次回キャンプやろうという気になれなくなります。地面との間に入ることで断熱にもなるので、極力寝る環境を快適にするということでも必須になります。ただ、4人分になると大きく場所をとるため注意が必要です。

参考URLをはっておきます。機能や積載面で実用できるかを考えると、ウレタンマットかインフレーターマットかになるのですが、どちらも長所短所があって難しいところです。うちは、嫁がいるので空気を入れると5cm厚になるインフレーターマットにしています。嫁は過去にウレタンマットを使ったことがあるのですが、5cmの快適性には驚いたと絶賛していました。ただしもの凄いかさばります。

・タープ

 →中にはタープを使わない人も見かけますが、子連れな場合、例えば雨が降ると食事もできなくなるため、タープ必須としています。タープの下を居住スペースとして、テーブルや椅子、クーラーボックスを置いて、料理、食事、遊びをする場所にします。

・テーブル

 →基本的には食事用のテーブルになるので、4人分の食器が置けるスペースが必要です。テーブル選びには、ハイスタイル、ロースタイルといったスタイルをどうするかがポイントになるので、購入前に家族でどのスタイルがいいか想像してみるのがいいと思います。

参考URLをはっておきます。うちは初めハイスタイルでやってましたが、子供がいるとロースタイルが落ち着きますね。料理する場所は高く、食事する場所は低くしています。

・椅子

 →テーブルでお話しした、スタイルにあわせられる椅子を選ぶことになります。子供がいる場合、椅子ってキャンプだけではなくて、運動会だったり公園だったりいたるところで活躍するので、例えば持ち運びしやすい軽くて小さく収納できるものや、どっしり座り心地がいいものといった、何か特徴があるものを選ぶのもいいと思います。

・照明(ランタン)

 →夜日が落ちると明かりがなくなるので、テント内、タープ内にそれぞれ1つずつは必要になります。(家族みんなで纏まって移動するなら、1つを使いまわしてもOK)また、日が暮れたあとに、離れたトイレや炊事場に行くにも明かりが必要で、簡単に携帯できるライトも必要になります。ランタンにはオイル式の趣のあるものもありますが、まずはLEDのものがいいと思います。テント内は火は厳禁です。タープ下は、料理をすることを考えると、ある程度光量が強いものがあったほうがいいですが、それ以外はこだわりがなければ、100均のものでも十分です。



長くなりましたが、上記のものを揃えれば最低限キャンプができます。

本当に最低限なので、かゆいところには手が届かないです。

この後は、ゴミ袋をどこかに付けてすぐポイっとできるようにしたいとか、食器洗ったものを乾かす場所がほしいとか、そういった細々してるけどあると便利なものが色々出てくると思います。

繰り返しになりますが、実際やってみて必要と思ったものは間違いなく必要になるので、実現する方法や、モノを買うのであれば優先順位を付けるといった、ワクワクする時間を家族で過ごしてもらいたいなと、勝手ながら思っています。


次は、ファミリーキャンプでのキャンプ場の選び方や、具体的にお勧めする道具等々、徐々に纏めていければと思います。

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