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「心と体を元気にする」筋トレのメリット5選

数年前までは

「筋トレ=スポーツ選手がやるもの」
「筋トレ=マッチョになりたい人がやるもの」

という風潮がありましたが、現在では積極的に取り組む人が増えました。

筋トレするとどんなメリットがあるのか?
あらためて解説したいと思います^_^

①生活で疲れなくなる

お客様からの声で一番多いのがこれです。

「長時間歩いても疲れなくなった」
「仕事終わりでもぐったりすることがなくなった」

など、生活が楽になったという人は非常に多いです。

疲れにくくする一番のポイントは「姿勢」です。

歩き姿勢、立ち姿勢、座り姿勢。

いつも疲れてる人は例外なく姿勢が崩れています。

姿勢を維持するのは「背中」「腹筋」「お尻」などの筋力です。
筋力が低下するから姿勢が崩れるんですね。

特に30代以降は年々筋肉量も筋力も低下します。

筋力が低下すれば姿勢も当然崩れます。

意識的に筋トレをして「良い姿勢」を保っていきたいですね。

②ストレス解消

運動は体だけでなく心にも大きく影響します。

仕事や人間関係などでストレスを感じると、

ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が分泌されます。

コルチゾールが増えると

・食欲が増す
・腹部に脂肪たまりやすくなる

など食欲の暴走や体型の崩れに大きく影響します。
(ちなみに睡眠不足でもコルチゾールが増えます)

仕事でストレスを感じ、
そのストレスで暴飲暴食をして、
暴飲暴食の影響で睡眠の質も低下して、
さらにコルチゾールが増える。
そして体型も体調も崩れる。

こんな「負のサイクル」に入ってしまう可能性は誰にでもあります。

筋トレのすごいところは、
そんなコルチゾールの分泌を減らすことができるんです。

「筋トレしたらストレスが減った」
「筋トレしたら食欲が落ち着いてきた」
「筋トレしたらよく眠れるようになった」

こんな経験をされる方は非常に多いです。

たかが筋トレ、されど筋トレ。
筋トレが最も有効で最も健康的なストレス解消法です。

③自信がつく

筋トレすることで分泌される代表的なホルモンは以下の通りです。

セロトニン:自己肯定感の向上、精神の安定
ドーパミン:気分がすっきりする、ポジティブ思考
エンドルフィン:気分の高揚感

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」は近年有名になりました。

ドーパミンはモチベーションアップにつながり、

「脳内麻薬」とも呼ばれるエンドルフィンは
モルヒネと同じような作用をすると言われます。

筋トレするだけでこれらのホルモンの分泌を促すことができるんです。

「体型が変わるから自信がつく」という側面ももちろんありますが、

「自信が生まれる脳内ホルモンが分泌される」という側面もあります。

こうゆう背景が見えると、
筋トレがアスリートやダイエット目的だけでなく
すべての方に必要なものだと理解できるはずです。

経営者やビジネスマンがこぞって筋トレを習慣をするのも納得できますね。

④集中力UP

筋トレによって分泌されるホルモンに「ノルアドレナリン」というものもあります。

ノルアドレナリンは「集中力アップ」につながります。

現代は注意散漫、多動性の人が増加していると言われます。
スマホから毎日目まぐるいほどの情報、通知が入ってきますからね。

そんな時代だからこそ「禅」や「マインドフルネス」のような
「今に集中する尊さ」があらためて注目されています。

筋トレはただただ自分の体と向き合う時間です。

きついからこそ今に集中するしかないとも言えます(笑)

筋トレ中はスマホを一旦置いて、体を動かすことだけに集中しましょう。
体も心もスッキリするのが実感できるはずです。

⑤ダイエット

最後はダイエット効果です。

実は、筋トレで消費できるカロリーはそこまで多くはありません。
けれどもどうして痩せることができるのか?

大きく分けて2つあります。

⒈筋肉量増加による基礎代謝アップ

基礎代謝とは「何もしていなくても消費されるエネルギー」のことです。

テレビを見ている
ソファでくつろいでいる

こんな時でも消費されるエネルギーが「基礎代謝」です。

基礎代謝が高い人が「太りにくい人」と言えます。

基礎代謝のピークは10〜20代です。
10~20代は寝不足でも暴飲暴食しても太りにくい。
なぜなら基礎代謝が高いから。

30代以降は基礎代謝がどんどん落ちていきます。
だからこそ30代から急に太りやすくなるんですね。

30代以降は意識的に基礎代謝を増やしていかないと
どんどん体重が増加します。

基礎代謝を高くするには「筋トレで筋肉量を増やすこと」です。

筋肉量が増えれば、基礎代謝も上がり、脂肪も燃焼しやすくなる。

つまり「太りにくい」体になります。

ちなみに

「筋肉量が増えると、余計に体重が増えるのでは?」

と心配する方もいます。

たしかに筋肉量が増えれば体重は増えるのですが、
基礎代謝が上がる影響で脂肪が燃えやすくなります。

その結果、体重も体脂肪率も落ちるので体重が増える心配はありません。

⒉アフターバーン効果

筋トレ後6時間は代謝が高い状態が続くと言われます。
これを「アフターバーン効果」と呼びます。

筋肉量を増やして基礎代謝を上げるには数ヶ月ほど必要になりますが、
アフターバーン効果は当日に効果のある基礎代謝アップ法です。

「筋トレが午前にオススメ」というのもアフターバーン効果を狙いたいからです。
午前中に筋トレをしてしまえば、お仕事や家事をしている午後も代謝が高い状態が続く。

結果的に1日代謝が高い状態が続き、痩せやすくなります。

筋トレ自体の消費カロリーは少ないけど、

「長い時間をかけて筋肉量を増やしていくことにより痩せやすくなる」
「筋トレ後のアフターバーン効果により痩せやすくなる」

筋トレにダイエット効果があると言われる理由がこの2つです。

まとめ

厚労省の「国民健康栄養調査」によると
「週2回、30分以上の運動を一年間継続している人」
は20~60代ではわずか20パーセント。
お仕事をリタイアして時間ができる60代以降は40パーセント。
このようなデータがあります。

リタイアしてからでなく、ぜひ多忙な現役中こそ運動をしましょう。

運動習慣がないことで太りやすくなります。
肥満は高血圧、糖尿病の生活習慣病リスクを上げ、心筋梗塞、脳梗塞の疾患リスクも上げることは明らかになっています。

運動習慣がない20~60代の80%の人は、
運動することで生活習慣病リスクを下げられるだけでなく
ストレス解消や疲れにくい体を手に入れられます。

みなさん体重が増加したり、体を壊してから運動を始めます。
これでは遅いんですよね。
なぜなら崩れた体型や体調を戻すのは大変なストレスだから。

そうではなく、体を壊す前の「予防」としてぜひ運動を始めましょう。

心と体を元気にできる「筋トレ」、今日から始めてみませんか?


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