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「それでも時間がない」問題

時間の使い方

30代に入ってからは、

「時間の使い方」

を強く意識するようになりました。

20代は勢いとエネルギーでどこまでもいける気がしましたが(量)、

30代はもっと効率よく物事が前に進むのではないか、と感じ始めました(質)。


そこで、以前も記事に書いたように、

・シングルタスクを意識したり、

・予定を時間で区切るようにしたり、

・事前準備に時間を使うようにしたり、

・エネルギーを注ぐ場所を一つに絞ったり(エッセンシャル思考)、

と色々と自分で試してみました。


実際「かなりの成果はあった」と自分でも感じてます。

20代のときからこんな感じで仕事できたらもっと成果出せた、とも思いましたが、

無駄なこともたくさんやったからよかったのかな、とも感じてます。


きっと40代に入ったら30代のやり方からまた変化すると思うので、

それも楽しみに待ちたいと思います。

それでも時間がない

で、色々効率良く進むようになりましたが、

「それでも時間がない」

「時間があれば、もっとできるのに」

と感じることが、いまだに多々あります。


以前より時間も生まれて、時間の使い方も効率よくなり、

それでももっと時間が欲しいと日々感じてます。


もっと省ける時間はないか?

減らせる業務はないか?

睡眠を減らそうか?(けれど、8時間睡眠はゆずれない)


色々考えてますが、いまのところ良い手段はありません。


それが今の実力

そんなことを感じながらも、

日々こまめにアウトプットすることを意識しています。


すると、

「時間内でできたことが今の実力だ」

とふと感じました。


「時間があればもっとできる」

と思ってるのは裏を返せば「自分に期待しすぎ」という一面もあるんですよね。

もう一つの問題は「もっとできる」と思ってると完璧をめざすので、永遠に完成しない作品をつくり続ける羽目になるので、終わりがないんですよね。


それよりも、

「限られた条件でベストを尽くす」

「思うようなパフォーマンスが発揮出来なくても、それが今の実力」

と割り切ると、かなり吹っ切れました。

自分に期待しすぎるのをやめると、心身ともに身軽になります。


「信じるな、疑うな、確かめよ」

けれども、悲観的に考える必要も全くなくて、

「信じるな、疑うな、確かめよ」

という禅の考えが、僕自身はすごく好きです。


結局、自分で体験したことしか自信を持って人に伝えられないんですよね。


例えば、トレーナーをしてると「正しい」解決策を提示しても、お客様の成果が出ないことがよくあります。

というのも、相手は人間なので「正しい」言葉よりも「響く」言葉の方が現場では生きます。

減量したい人に

「夜食をやめましょう」「飲み過ぎをやめましょう」

と伝えても、その通り実践できる人はほとんどいません。

そもそもそんなことは本人もわかっているんですよ。

それよりも「食べ過ぎ、飲み過ぎをやめよう」と思わせる「響く」言葉の方が現場では必要です。


けれども現場経験がない人は「正しい」言葉を提示すれば解決すると思ってます。

これも「実際に体験しないとわからない」ことです。


だからこそ自分自身も自信を持って伝えたいことは、

「実際に自分自身で体験する」

ことを意識してます。


「時間内でできたことが今の実力」という話から、話がずいぶん飛んでしまいましたね(笑)


「限られた条件で、自分に期待も疑いもせず、やれることをやる」

という体験メインの生活が、今は心地いい毎日です。


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