努力が裏切るケース
自己流の落とし穴
昨年まではジムでのトレーニング指導がメインで、
たまにセミナーや講師業をする、というのが仕事の大半でした。
今年に入ってからは、
「テキスト、動画、音声のコンテンツの配信」
というコンテンツ作成にも力を入れてます。
まだまだ収入源にはなっていませんが、3年くらいかけて収益化できれば良いかなと思ってます。そもそもシンプルにコンテンツ作成は楽しいですね。
今は「YouTubeメンバーシップ」「note有料教材」「有料メルマガ」など、
先行投資しながら新しい分野を学んでいます。
僕自身はいつも
「トップランナーのやり方をまずは真似してみる」
というやり方です。
無料でもたくさんの情報を学べる時代ですが、
無料で学べる情報は誰でも知れる情報なので、
有料で学べるコンテンツから、少数の人しか知らない情報を得ることにしてます。
自分自身が経営者の立場になっても、無料で出せる情報と有料で出せる情報は明らかに差別化してます。
当然お金はかかりますが、
・時間が短縮できること
・有益な情報を得れること
・投資した分を取り戻すつもりで学ぶので、自然と真剣味も増す
というメリットがあります。
新しいことを独学でやるのは、かける時間とリスクが大きすぎると思ってます。
自己流でやる人は真面目な人が多い
この話はそのまま「トレーニング」にも通ずる話で、
スポーツクラブや公共のトレーニングルームに行くと、
「自己流」でトレーニングしている人が本当に多いことにいつも驚きます。
もちろんどうゆう目的でやっているかはご本人しかわかりませんが、
明らかに怪我をするような方法でトレーニングしてる人もいます。
以前通っていたトレーニングセンターでも、明らかに危険なフォームでトレーニングしている人がいて、
何度か声かけしましたが、あまり効く耳をもたれず、
案の定、日に日にサポーターやテーピングの数が増え、それでもトレーニングを続けていました。
僕自身は
「効率の悪いこと」と「努力しても可能性のないもの」
に時間を使うのが性格的に嫌なので、
新しいことをやるときは最初からプロに習います。
習ってみて、自分でもやれそうなら努力して、無理だと思ったらすぐにやめます。
けれども、自己流でやると(悪い意味で)しばらくの間は可能性を感じながら努力することになるので、
向いていないことに時間を使っていたり、結果的に成功したとしてもあまりにも時間がかかってしまいます。
あとは、自己流でやる人は「誰の助けも借りず、自分自身でなんとかする」という考えの人も多く、(悪い意味で)満足感も感じられます。
スタートからズレていることが多い
私のスタジオに新規でご来店されるお客様でも、
「一年間、毎日一時間ストレッチをしていたけど、全然膝の痛みがとれませんでした」
「半年間ウォーキングしているのに、体重が全く落ちませんでした」
こんなお悩みを最初のカウンセリングで聞くことも多いです。
こういう方達に共通しているのは「そもそものやり方が違っている」というケースがほとんどです。
富士山に登りたいのに、高野山のふもとにいるようなもので、そもそもが違うんです。
さらに厄介なのが、
自己流が身につくと、新しいことを始めるのに抵抗感が出てきます。
間違っていることを今までしていたと自分自身分かっていても、それを変えるのが嫌なんですね。
習慣化するとそこに「正当性」を求めてしまうようです。
【良い習慣も悪い習慣も変えるのが難しい】とも言えます。
守破離
自己流トレーニングで偶然うまくいくかもしれませんが、
間違ったトレーニングを続け、今まで以上に身体を壊しながら、成果が出ないことを信じてやり続けるリスクもあります。
「今でしょ!」の林先生の言葉で、
【努力は裏切らない、っていう言葉は不正確だ。】
【正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力でないといけない。】
【負ける人の共通点は3つ。「情報不足」「慢心」「思い込み」】
というものがありますが、自己流の人はまさにこのような状態です。
自己流でやっていてうまくいかない人は
「正しい方向かどうか」
「十分な量かどうか」
「情報不足」
「思い込み」
のどこかに問題があります。
最速かつ効率的に成果を出したいなら、トップランナーから最初から学び、
自分自身で徹底的に情報を取捨選択する必要があります。
「守破離(しゅはり)」
という言葉のように、
真似から入ることは恥ずかしいことではなく、むしろ鉄則だと思ってます。
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