マガジンのカバー画像

Health|健康知識

46
エクササイズや健康知識に関する記事です。
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

「運動」はなぜ老若男女に必要なのか?

「健康のために運動しましょう」 と、ここ最近は頻繁に言われるようになりました。 なぜ運動が健康と深く関わるのでしょうか? そもそも運動とは、 「速く走れる」「高く飛べる」「逆立ちができる」 あるいは 「ボールを遠くまで蹴れる」「速い球を投げれる」 といった「特別な能力」「スポーツ」に特化したイメージをしがちです。 けれども、実際はこのような能力だけでなく 「立つ、歩く、座る」 といった「日常生活に必要な動き」も運動に含まれます。 近年は「ロコモティブシン

「姿勢が悪い」と何が問題なのか?

「周りから猫背とよく言われるんです」 と、姿勢の悪さを気にされる方は非常に多いです。 さらに、 「うちの子は姿勢が悪くて」 「まっすぐ座っていられなくて」 と、お子様の姿勢を気にされる方も多いです。 そもそも姿勢が悪いと何が問題なのか? 姿勢の崩れ=「体の不調」「メンタルの問題」を引き起こす姿勢の崩れは、見た目の問題だけでなく ①ケガ・不調の原因 (腰や肩の痛みを訴える方の多くは、姿勢の悪さから肩や腰に負担をかけているケースが多いです) ②メンタルが乱れる

睡眠の質を低下させる運動

「運動は健康に良いもの」 と言われますが、運動指導する立場からの見解は「半分正解で半分間違い」です。 やみくもに運動しても効果が出ないばかりか、体を壊す可能性さえあります。 運動で意識するポイントはいくつかありますが、まずは下記の二点を意識するだけでも、 運動は体にとって非常に有益なものになります 「いつ」「なにを」この2つが非常に大切になります。 例えば、 一日のスタートである「朝」は心も体も「スイッチオン」にする必要があるので、 心拍数、体温を上げ交感神経

【身体を動かすと、学力が上がるワケ】

アメリカの小学校の話ですが、 授業の前に体を動かす「0時間目」をあるクラスに導入したところ、 0時間目を導入しないクラスよりも学力が上がった、という報告があります。 (「脳を鍛えるには運動しかない!」ジョン・J・レイテイ、エリック・ヘイガーマン著 NHK出版) 運動の内容がポイントで、 ・小さなジャンプ、ステップ、ジョギングを混ぜたような軽い運動をする といった少しだけ心拍数を上げるような軽いものです。 日本だと「ラジオ体操」が似たようなくくりになると思います。