戦略的モラトリアム【大学生活編】(28)
後期も中頃。秋の深まりと冬の到来を同時に味わえるこの季節。だんだんこの境目の季節を楽しむことができるような年齢に差し掛かってきた。
飛び切り暑い夏
凍えるような冬
そんなわかりやすい季節よりも空の色と肌で感じる温度のミスマッチにふと気づく、そんな日常のちっぽけな発見がどことなく嬉しい。
何とか大学の仕組みと活用法も体得してきたところで、今度は「どのように過ごすか」を再考せねばならないと日々感じていた。あの研究会以降のボクはどこかおかしい。
講義を受けていても
「こ