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Uber Greenが切り開く未来 その2

Uber Greenが切り開く未来 その1
で書いたように現在Uberには『Uber Green』と言う電気自動車(EV)とハイブリッド車のみを呼ぶことができるサービスがある。

これは内燃機関車を減らし、EVを増やす流れを加速させるだろう。

理由は大きく2つある。

1つはEVに乗ったことがない人が『Uber Green』を利用してEVの良さを発見することができるからだ。

ちなみに『Uber Green』は現在ハイブリッド車も配車されるが、影響力は現代的なのでハイブリッド車は除いて話していく。

乗車価格の1番安い『Uber X』と『Uber Green』は台湾では同じなので、僕のように「『Uber Green』ってなんだろう?使ってみよう」となる人は一定数いて、使うと今まで乗っていた内燃機関とは明らかに違う体験ができる。

EVの静かさ、スムーズさは乗ったら内燃機関よりEVの方が良いなと必ずなる。

そんな体験が『Uber Green』を使うことによって格安でできる。

もちろんTeslaの試乗などを使えばEVを体験できるが、『Uber Green』(運転はできない)の手軽とは比べ物にならない。

実際僕は日本でModel Xを運転試乗したことがあるが、予約等少しめんどくさかった。わざわざTeslaに乗りたいと言う人は別だが、やはり『Uber Green』でEV乗車がかなりコモディティ化されたのは凄い。

これは間違いなくEV乗車ユーザーを増やす。

2つ目は上記の理由で『Uber Green』を利用する人が増えていくので、Uberの運転手をやる場合、EVを使った方が有利になるのでUberに利用する車両はどんどんEV化が進むだろう。

そして1と2循環して内燃機関が減り、EVが増えていくと言う流れを『Uber Green』は加速されるのだ。

これはインターネット時代になって“不味い飲食店が消えた”のに似ていると思う。

しかし日本には本当の“配信サービスとしてのUber”がないので残念ながら蚊帳の外だ。

ニュースでほぼ報じられないだろう。

このEVサービスはUberだけでなく、Lyft やGrab等の他の配車サービスもやる、または既に初めていると思う。

台湾にはLyftもGrabもないが、最大手のUberあるだけ日本よりはマシである。

いつも言っているように現代は“体験する”ことが大事であるが、その体験が奪われてしまっている日本は相当きついだろう。

しかも100年に1度の変化が起きている自動車業界の貴重な体験ができないのは本当に気の毒である。

なので、海外旅行へ行けるようになったら是非本当の配車サービスを体験して欲しい。

今後もUberについて書いて行くので宜しければフォローしていただけたらと思う。

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