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【着ぐるみ小説】先輩がそう言うなら仕方ない⑩

 男だらけの着ぐるみショーチームであれこれある話。

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 二日目の「好きなチームと写真撮影」は、事前に希望を提出されている。
 それのお陰で、イベント初日の夜にスケジュール組み直しになる。

 舞台のスケジュールは固定だけれど、グリーティングの予定時間に撮影することになるのだから、結構大変な話である。

 魔法少女に憧れる子供の笑顔は本物だと分かる。
 忙しさに拍車が掛かる中でも、それを見ればどうって事もないのだ。

 シーサイドプリンセスは当然、シーサイドガーディアンズとの撮影を望んだので、八人で幾つかのポーズをキメて撮影して、その撮影データと印刷したものを額に入れてプレゼントした。

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