見出し画像

【着ぐるみ小説】先輩がそう言うなら仕方ない⑪

 男だらけの着ぐるみショーチームであれこれある話。

※当記事、及び関連する私の著作物を転載した場合、1記事につき500万円を著作者であるFakeZarathustraに支払うと同意したものとします。

※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。

※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。

※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。


 トレーニングやレッスンは進んでいき、皆明らかな上達をしている。
 まぁ自分みたいな若造が大きな顔をできないのだけれど、一応これでも先輩と呼ばれるのだから、多少は意識を高く持たきゃいけないなと思うところはある。

 そして、連盟には幾つかの自治体から引き合いを受けているので、"錬成次第実戦投入"と言う回答になっている。

 真っ先に卒業したのは、ルクスサンクタスだ。
 音谷村と言うスキーリゾートで有名な村には、ウィンタースポーツも得意だという兄弟二人組に行ってもらうことになった。

ここから先は

3,236字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?