門を開く音
ଘ♡ଓ*:゚+。.໒꒱°*。⋈。♡:* :゚+。ଘ☆:゚+。⋈。
トキハアキ
ワタシハヒトリ タビニデル
コレスナワチ
トキ・キタリ☆彡
ଘ♡ଓ*:゚+。.໒꒱°*。⋈。♡:* :゚+。ଘ☆:゚+。⋈。
私は彼と巡り合い、そして
自分の中にいつの間にか
彼が存在して(住んでいる)ことに気付いた
でもそれは大きな間違いであった
いや、思い違いか…やっぱりそうか。
ずっとずっと、私が知るよりも
遥かはるか昔に出逢ってた…
ちっさい星の、“人”と“花”だった頃から
私はあなたのものになりたかった
でも同時に自由になりたかった
だからあなたは手を放し私を解放した
そしてまた会えなくなった
またヒトリになった…と思っていた
でもね、、、ほんとは
いつもそばにいてくれた
いつもヒトリにはさせないと
どんなときもどこからでも
手を差し伸べてくれた
いま、いま、まさにいま、わかった
わたしはわたし あなたはあなた
でもわたしもあなた
だからあなたはわたし。
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星矢君へ✉
元気で絵を描いてますか?
先生ね・・・元気でやってます。
うそです。ちょっぴり落ち込んでます( ノД`)シク…💦
星矢君、まずは謝らなきゃね。ごめんなさい(。-人-。)
先生の配慮のない発言で、あなたを苦しめることになるなんて…先生失格だね。星矢君と一緒にいると、心があたたかくて、なんだかとても居心地が良くて、海に浮かぶオレンジの太陽ボートに乗っかって、プカリポカリと浮かんでるみたいで・・・
未来を夢見てた。きっとね…あなたと一緒に、あなたの描く世界でずっと笑ってそばに居られたらなんて、本気で考えてました。いい大人がね…
あなたの丸い絵の本のような秘密基地へ連れてってもらったとき、めちゃくちゃ嬉しかったの。こんな世界を見せてもらえる特別に心からありがとうって思った。
そして、同時に私は、あなたの家族になりたいとそう思いました。
あなたの9年間に何が起こったのかを問いただすことはしたくない。
ただ私は、星矢君のお母さんはあなたを捨てたのではないとそう信じているの。だって悲しい翡翠色の瞳で静かに泣いてた…そう、
先日、夢を見たの。とても美しい女性が朝焼けの海に一人、こちらを振り返って涙をこぼしながら、私に言ったの。
「あの子をどうか頼みます」ってね。
何があったかは分からない。でもあの瞳はとても清く澄んで、嘘のない綺麗な…あなたと同じ目だった。
お母さんを許してあげてなんて私には言えない。でも、私の夢に出てきてまで、あなたの幸せを心から願っているあの人の涙を、私は無駄にしたくないの。だから…
星矢君のお母さんにはなれないかもしれない…けど…
「お母さんみたいな家族みたいな特別な他人」になってもいいかな?
突然ごめんね。でも本気でそう思ってます。
ゆっくりでいい…考えてみてくれたら嬉しいです。
読んでくれてありがとう。
かしこ
⋱✮⋰ ⋱♱⋰カシコミ カシコミ モウス⋱✮⋰ ⋱♱⋰
それから一週間ほどたった頃、彼から一通の手紙が届いた。
封を開けると、真っ白な紙面にたった一行、
『開かれし門 閑とした闇 聞く者 来たれよ』
え、え、なんて? は!? 今度は暗号ですか…???
私は大きく宙を仰いだ***
To be continued
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