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「健康経営銘柄2021」の評価サマリー公開

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経済産業省が企業の健康経営の取組を推進するために、より一層積極的な情報開示を行う予定であることをnote「健康経営度の「偏差値」開示について」でお伝えしましたが、5月10日に経済産業省より健康経営銘柄2021の評価サマリーが公開されましたのでその内容についてお伝えします。

「健康経営銘柄2021」の評価サマリー公開

経済産業省より、以下コメントと共に健康経営銘柄2021に選定された48社の評価サマリーが公開されました。

近年、健康経営に取り組む企業等が増加する中、こうした取組を更に発展させていくためには、従業員、顧客、投資家、そして地域社会といった様々なステークホルダーに対して、積極的に情報を発信していくことが重要です。この度、そのきっかけとして、各社の健康経営の取組状況を見える化することを目的に、トップランナーである「健康経営銘柄2021」に選定された48社について、令和2年度健康経営度調査の回答に基づく評価サマリー(フィードバックシート)を公開しました。

また、プレスリリースには公開の背景・経緯について以下のように説明されており、健康経営がESG投資のS(Social)に位置付けられることや、機関投資家が健康経営に関する情報を重要視していることが明確化されています。
(ご関心ある方は、健康経営とESGの関係について纏めたnote健康経営とコーポレートガバナンス・コードの関係について纏めたnoteをご覧ください。)

健康経営はESG投資のS(Social)に位置づけられるため、機関投資家においては健康経営に関する情報をESGの評価基準に組み入れる動きも見られます。こうした流れを促進し、企業等が健康経営に関する情報を積極的に発信するきっかけとなるよう、「健康経営銘柄2021」に対して情報開示に関する意向を確認した上で、各社の健康経営度調査の回答情報のうち評価サマリー(フィードバックシート)を公開することとしました。

経済産業省の各資料リンクは以下の通りです。

・プレスリリース:「健康経営銘柄2021」の評価サマリーを公開しました~従業員の健康を重視する法人の見える化~
健康経営銘柄2021選定企業紹介レポート【評価サマリー添付】
参考:評価サマリー(フィードバックシート)解説

評価サマリーとは

評価サマリーとは、経済産業省が毎年行っている「健康経営度調査」に回答した企業等に対して、自社の取組の改善を図ることができるよう、他社と比較した実践レベルや見直しが必要な項目等が記載されたフィードバックシートです。

「健康経営度調査」とは、企業等の健康経営の取組状況と経年での変化を分析するとともに、健康経営銘柄の選定及び健康経営優良法人の認定のための基礎情報を得ることを目的に実施されている調査です。

今後の予定

今回の「健康経営銘柄2021」に続けて、今夏には「健康経営優良法人2021(大規模法人部門(ホワイト500))」のうち情報開示に同意した企業等についても、評価サマリーが公開される予定です。


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