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健康日本21「身体活動・運動」に関する目標と成果について

日本の直近20-30年間の健康政策に関してまとめ読みする機会がありましたので、うち印象深かったトピックをご紹介したいと思います。

厚生労働省の健康日本21では「新世紀の道標となる健康施策、すなわち、21世紀において日本に住む一人ひとりの健康を実現するための、新しい考え方による国民健康づくり運動である。これは、自らの健康観に基づく一人ひとりの取り組みを社会の様々な健康関連グループが支援し、健康を実現することを理念としている。この理念に基づいて、疾病による死亡、罹患、生活習慣上の危険因子などの健康に関わる具体的な目標を設定し、十分な情報提供を行い、自己選択に基づいた生活習慣の改善および健康づくりに必要な環境整備を進めることにより、一人ひとりが稔り豊かで満足できる人生を全うできるようにし、併せて持続可能な社会の実現を図るものである」と高らかに謳われています。

うち「日常生活における歩数の増加」の項目では、身体活動量と死亡率などとの関連をみた疫学的研究の結果から「1日1万歩」の歩数を確保することが理想と考えられたものの、当時の日本人の平均歩数は男性で1日8,202歩、女性で1日7,282歩であり、1日1万歩以上歩いている者は男性29.2%、女性21.8%でした。そこで当面10年間の目標として、男女とも歩数の1,000歩増加を目指し、1日平均歩数を男性9,200歩、女性8,300歩程度を目標とされました(その後、男性9000歩、女性8500歩に修正)。

ここで言う1,000歩は、約10分の歩行で得られる歩数であり、距離としては600~700mに相当します。この目標がクリアされれば、1日1万歩以上歩く者は男性37%、女性30%になると見込まれました。歩くことを中心とした身体活動を増加させることにより、生活習慣病の発症は、数%の減少が期待できるとされました。

結果は・・・残念ながら、平均歩数が増えたのは65歳以上女性のみ!

さて、果たしてこれら国民的キャンペーンの結果、直近(平成28年)における日本人の平均は歩数はどの程度増加したのでしょうか・・・!

残念ながら、20-64歳の日本人平均で、男性の1日平均歩数は7769歩、女性は6770と、却って減少していることが判明しました。65歳以上の男性でも平成22年の5628歩から平成28年には5744歩と減少し、65歳以上女性のみ、同時期において4584歩から4856歩へと増加したのです。

自分自身を振り返っても、忙しさにかまけてこの10-20年、ますます歩かなくなってきた自覚があります。時間を見つけて散歩するとか、地下鉄で1駅くらいの距離なら鞄を携えて徒歩で目的地まで向かうとか、日常生活での運動習慣をさまざまに理由付けして失っていることに気づかされ、反省しきりです。皆さんはいかがでしょうか?

さて、以後、この健康日本21政策は平成24年に「第二次」へと受け継がれ、現在の厚生労働省「データヘルス・コラボヘルス」、経済産業省「健康経営」「健康投資」の大きな流れへと結びついていきます。

次回もまた、健康日本21政策や日本健康会議の話題を中心に振り返ってみたいと思います。

以上、「健康日本21「身体活動・運動」に関する目標と成果について」いかがだったでしょうか?弊社では健康経営分野にご興味のある方とぜひ一緒に勉強していきたく、各種のオンラインセミナーを企画、運営しています。皆様とも、ぜひセミナーにてお目にかかれることを楽しみにしています。よろしくお願いします!

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