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夫の不倫、妻の不倫

「女性は100%情熱に流されることはない。10%は冷静なのよ」、そんな感じのセリフが今見ているドラマの中で登場して、なるほどーと自分を振り返ってみました。

情熱に流されているような気持ちになっているだけで、どこか頭の中で冷静な自分がいます。女性は、かどうかは分からないけど私はそうかもと思って頷きましたね。

このドラマは『じゃない方の彼女』。既婚者で大学の准教授である真面目な小谷先生(濱田岳さん)が、学生の玲子ちゃん(山下美月さん)に惚れられて、あれよあれよというまに不倫に突入していくお話です。小谷先生の奥さんも可愛くてね、家庭円満なのに、小谷先生は小悪魔的に可愛すぎる彼女に言い寄られて心奪われていきます。

冒頭の台詞は小谷先生のお母様の発言。恋愛小説家という設定なのかな、登場するたびに恋愛の極意みたいなのを言うのでおもしろい。男性は激情に飲み込まれて後先考えずみたいなことになりがちなのかな。人によるよね。でもそういうステレオタイプ的な男性イメージ、女性イメージはわりと楽しいです。

今後どんどん彼女に溺れていくであろう小谷先生の不倫道はどこに向かうんでしょうか。妻にバレたらどうしようと幾度となく冷や汗をかいて言い訳している姿や、まさかこの真面目すぎる夫が浮気をするはずはないと思い込んでいる妻の反応も見ものです。

そしてもう一つ、こちらは妻(松本まりかさん)が不倫に突入しそうなドラマ『それでも愛を誓いますか?』。夫(池内博之さん)を愛しているのに夫からの愛を確かめることができなくて(いわゆるセックスレスね)、職場の男性(藤原季節さん)から惚れられて、どんどん気持ちが動いていくストーリーです。

妻のつらい気持ちがひしひしと伝わってきて、胸が苦しくなります。夫は悩む妻に向き合うことなく、同級生からのアプローチにちょっとふらふら揺れてしまったりしてね、ひどいと思う。そんな中、孤独感を深めている妻が夫以外の男性に惹かれてしまう気持ち、否定できないです。というか子供がいないんだから、離婚したらいいんじゃないかと思いながら見ています。

どちらのドラマを見てても思いますが「不倫はダメ」ってちゃんと分かっているのに、不倫相手に惹かれていく気持ちを止めることができない感じでね。「恋はバンジージャンプ」なんて台詞も出てましたが、思い切って飛び降りる瞬間があるんでしょうね。ダメだと思うと余計に、みたいなのは人間の本能に埋め込まれていそうですしね。

あ、不倫もののドラマばかり見ているわけじゃないですよ。『日本沈没』『アバランチ』『最愛』『二月の勝者』『真犯人フラグ』『ムショぼけ』『ラジエーションハウスII』『離婚届に判を捺しただけですが』『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』『ドクターX』『SUPER RICH』、こういうのを見ています。

今回見過ぎでね、どれをやめようかと迷いながらです。実は『じゃない方の彼女』は早々に脱落するかもと思っていたんですが、おもしろくて見逃せなくなってきています。

ではまた。



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