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高額絵画がまさかシュレッダーで

イギリスの覆面ストリートアーティストで、描く絵画が超高値で取引されるという「バンクシー」の絵画が、オークションで落札された瞬間に、額縁に組み込まれたシュレッダーで下半分が自動細断されてしまうという出来事が起こり大きな話題になっています。

絵のタイトルは「Girl with Balloon(少女と風船)」でバンクシーを代表する絵画の1つです。落札額は約1億5500万円でした。

バンクシー本人がそれは自分の仕業だったとする映像を「破壊衝動は創造の衝動でもある」というピカソの言葉とともに公開していますが、この動画はさまざまなメディアが報じており、Guardian Newsは76万回以上も再生されていました。

細断されたのちも、もともと競り落としていた人物が同じ金額で買い取ることが決まったようです。ただ絵画のタイトルはバンクシーの代理人が「Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)」に改名しました。

上半分が額縁に入ったままで下半分が切り刻まれて額からはみ出している絵画と、シュレッダーが仕込まれた額縁、この想定外の不思議な塊は、見るものを釘付けにする新しい作品となりそうですね。

先週末にロンドンにあるサザビーズのギャラリーで2日間、一般公開されていました。私も実物をぜひ見てみたいものです。

それにしても「Love is in the Bin」というタイトル、日本語だと「愛はごみ箱の中に」なんて全然センスあると思えませんが、英語だと見た感じはかっこいいですね。

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#エッセイ #サザビーズ #バンクシー #オークション #細断 #英語

続きを書きました。


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