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春をあなたに届けたくて、手紙を書いた。 淡いピンクの桜の押し花を挟んだ。 投函する瞬間に…
「・・・好きな人がいるの」 涙と一緒にその言葉がこぼれた。でもそれを言うだけで精一杯で続…
「はい」と笑顔であなたが私に手を差し出してくれた。あなたの大きな手が春の光を浴びて、とて…
「さやか、ごめんね、突然来ちゃって」 春菜がコンビニの袋を手で持ち上げながら笑った。春菜…
時を重ね、言葉を重ね、愛を重ね、幻に抱かれた。 乱れた息を残しながら、そのままあなたの胸…
時を重ね、言葉を重ね、愛を重ね、幸せに包まれた。 グラスを揺らしたら、氷がコトッと音を立…